【鬼滅の刃】光柱はネガティブすぎる

36話 ページ40

貴女side



次の日、絶対安静から安静に変わり
蜜璃さんと無一郎君のお見舞いに行った。


蜜璃ちゃんは2日も寝ていたせいか、食欲が凄かった

美味しいものを食べれて幸せそうにしていたので良かった。


無一郎君はなんと記憶が戻ったらしい

気のせいかもしれないけど、なんだか末っ子っぽい感じになっていた
喜怒哀楽もとてもわかりやすくなった。






そして柱全員が目覚め、緊急柱合会議が始まった。


あ「甘露寺様、時透様、落陽様には独特の痣が発現したという報告がありました。その発現方法をご教示願いたいのです。」


…痣?そういえば、蜜璃さんにはあの時痣があったような…?私にも痣が出ていたらしい。


『私は…今言われて初めて気づいたのでなんとも』


時「痣というものに自覚はありませんでしたが…考え直せば思い当たることがありました。」





_









_






「体温を39度以上…心拍数200近くか」


不「落陽みてェに完全無自覚な奴もいるって事かィ」


伊「本件より前に発現していた可能性もあるな」


凄いなぁ、私あの時そんな状態だったんだ…


伊「落陽はもとより己の限界も知らず倒れるまで戦い続ける奴だ。参考にならんと思うがね」


『…………』←ぐうの音も出ない


…酷い、確かにそうかもしれないけど
心に刺さる…つらい


時「A、大丈夫?」


伊黒さんの言葉に傷ついていると、無一郎君が近くによって頭を撫でる。


『う…うん、大丈夫…
むしろ今死にそう…』
　


あ「もう痣が発現してしまった方は選ぶことができません。痣が出たものはどなたも例外なく…」




なんだが後ろ向きなあまね様の言葉を不思議に思って顔を上げた。


あ「二十五歳を待たずに命を落とすこととなります。」

端的に説明すると、痣は寿命の前借り…


もし最終局面が訪れるとして、寿命が無いならと命を蔑ろにしてしまいそうな話だ。



鬼殺隊に入った時からいつ死ぬか分からなかったけど、確約された死…


なんていうか、実感がない

37話→←35話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す