【鬼滅の刃】光柱はネガティブすぎる

17話 ページ19

貴女side



私は任務があるので、雪那をしのぶさんに向かわせ炭治郎君達の面倒を見ることを伝えてもらった。


『…ふぅ、これで近辺の鬼は最後かな？』


雪那が不在なので、心に傷を負いまくってその日の任務は終わった。



〜落陽邸〜

家につくと炭治郎君達はもういた。


『こんにちは…えっと光柱の落陽Aです。
皆さんに稽古をつけます』


…大丈夫、相手は植物だ、落ち着け…


炭「Aさん！よろしくお願いしｍ…」


善「…かっ…可愛いィィィィ!!
どうしよう！？どうしよう！！？可愛い過ぎるんですけど！？」


伊「お前！強いな！俺と勝負だ!!
猪突猛進！！！」


…キャラが濃い……。辛い


炭「お前ら！きちんと挨拶をしろ！
これから稽古をつけてもらうんだぞ!!」


炭治郎君、良い子すぎる…さっきの心の傷が治っていく


『あの、まずは名前を…』


善「我妻善逸です!!Aちゃん結婚してください!!!」


ちゃん付けで私の事を呼ぶ一般隊士初めてみた
いや、様付けとかさん付けで呼ばれるほど凄くはないけど…


伊「俺は山の王、伊之助様だ!!
お前勝負しろ!!」


…猪被ってるのかな？


『あっ…うんそれは後でね。
まずは、私が皆の実力とか癖を見たいから
型を見せてくれる？』


こうして私の稽古は幕を開けた。




〜落陽邸〜

炭治郎side


Aさんは不思議な匂いがする。一回しかあったことはないけど、とても強い匂いがした。でも、それと同じくらい劣等感の匂いや不安の匂いがしていた。


今だって不安の匂いだったり、自虐の匂いしかしない。
なんていうか、自分を卑下しているような感じだ。でも、


『あっ…うんそれは後でね。
まずは、私が皆の実力とか癖を見たいから
型を見せてくれる？』


そうAさんが言うと彼女の匂いが変わって､ほんわかしていた空気が少しだけ引き締まった。



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