検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:12,263 hit

23 ページ25

僕の悩みは、怖いと言われること

でも、さっきの練習で、思った


自分はまだまだなんだって。


獅清高校から推薦が来て、素直に嬉しかった

獅清学校のバレー部は、推薦がないと入れないのは知っていた

だから、中学ではバレーを頑張った

でも、推薦が来なかったら高校でバレーはやめようと思った

そしたら来た

入りたい高校でバレーができるという喜び

でも、それより、獅清学校にバレーを認められたという事実の方が嬉しかった

だから、頑張って、獅清高校に、ベスト16

いや、それ以上

『あわよくば優勝を』なんて思っていた


でも、現実は甘くなくて、


今はすっかり仲良くなりましたが、メンバーのこと

自分が学校には認められていたのは推薦で分かったけど

メンバーから認められていないのも分かっていた

だから努力した

遅くまで残りバレーをして

委員長もして

テストでは1位

実績を残してきたはず


なのに全然だった


体力は上がった

先生からの信頼も得た

学習能力も上がった

親に喜ばれた

でも、肝心のメンバーに認めてもらえない

認めてもらえないのに、主将なんて肩書き背負えなかった

正直、いま、仲良くしてくれなければ、バレーを止めるところまで考えてた

もちろん嫌だけれど、皆の足は引っ張りたくない

僕のせいで亀裂が入るのは嫌だった

努力しても報われない

そう思ってたのに

それを覆すのが今日の練習だった

僕よりも練習して

僕よりもうまくて…

じゃあ今までのなんだったんだってなって


努力したら報われた

僕よりも多く努力して


じゃあ今までの僕は何をしていた?


いくら1年と2、3年と言ったってそんなの関係ない

2年でユースで、3年を追い越してるセッター

2年で全国1位のリベロ

2年で全国3本指のスパイカー


ほら。関係ない


そう思ったら、僕は何をしていたんだって

体格差でもない

身長が低くても、ユースでエース

天才リベロ


ほら。こっちも


僕は一体って、考えてたら、迷路に迷い込んだみたいになって

わからなくなった

慣れない環境、運動量

そう言い訳したけれど、考えてたからなのが本当の理由

梟谷の主将は五本指で、頼りになって、すごい良い人

音駒の主将はブロックの技術、レシーブの技術は勿論、スパイクもできる

到底叶うわけがない


怖いんだ


僕が、この人たちのようにできない

引っ張っていけない


そう思ったら、今みんなと会うのは嫌だった

怖いんだ

比べられるのが

来てない、いない→←22


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
20人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 男主   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

古都 - 雷雅さん» ありがとうございます!今まで体調悪かったんで、その分頑張りますね! (2018年6月6日 22時) (レス) id: 22f5ccf303 (このIDを非表示/違反報告)
雷雅 - 更新頑張ってください! (2018年6月4日 17時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:裡古都 | 作成日時:2018年3月11日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。