獅子のように

22 ページ24

それから数時間が経ち、晩御飯の時間だ


美琴「そろそろ終わりましょうか」


僕を含め、みんなが息を上げている

呼吸を整えないと


美琴「スウッ…ハァ…スゥッ…ハァ」


今日はとても楽しかった



はずなのに



クラクラする


あれですね。きっと慣れない環境にいるせいです


赤葦「…美琴？顔真っ赤、息も整ってない。大丈夫？」

美琴「ちょっと、クラクラします
でも、大丈夫ですよ！慣れない環境と、運動量の問題です

みなさん、こんなに練習してるんですね。僕の想像以上です。だから強豪なのかも…努力は裏切りませんね！」


精一杯笑顔を作る


まだ息整ってない

くらくらする

立ちくらみかな？

原因は多分酸欠

ひー…苦しいです


美琴「じゃあ僕はここで失礼します」


と言って体育館を出た

食欲が湧かないので散歩してから向かうことにしました

LINEで《ご飯食べるのおそくなるから、取っておいてくれませんか？》

と送ると、OKと返された。そのあと《早く帰ってこいよ》ですって

いい人が周りにたくさんいる

とても、頼りになる、いい人が


美琴「僕ってば、支えられてばっかりですね…主将なんだから引っ張っていかないといけないのに」


そう。僕は悩んでいた

いや、正確には、さっき悩みだした

そのおかげで、次は過呼吸気味ですよ

23→←21

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す