虹 (ページ45)

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第95話ページ45

ドッキリの片付けをした後は、シルクの兄が従妹を迎えに来たり、メンバーのみで動画を撮ったり、夕飯を皆で食べた後またゲームをしたり、緩い時間を過ごした。
そして時刻は午後十一時半過ぎ。
Aの一日密着も数十分で終わりである。
家へ着きカメラを置いてシャワーを済ませると、日付が変わる数分前といういい時間に戻って来た。

『はい、ちゅんです。もう少しで日付も変わって罰ゲーム終了になります。やったぁー！』

後ろのソファに倒れ込み伸びをした。

『僕の一日は大体、こんな感じです。大体ね。明日はもっと早い時間からちょっとお仕事があります。またこちらも近いうちにご報告出来ると思いますので、お待ちください』

ぺこりと頭を下げた。
Aの顔は眠いのか目が何時もより開いておらず、頭も回らないので何を話しているのか自分でも分からなくなる。

『んぁー！眠い！寝よう！それじゃあ、ちゅんの一日密着終わり！アデュー！』

カメラを切って解放感に浸りながら再びソファに倒れた。
丁度日付も変わって、シルクに罰ゲームが終了したと電話する。

『もしもし、シルク？罰ゲーム終わったよ』

ｼﾙｸ「おつかれー」

『これどうすんの？』

ｼﾙｸ「ちゅん編集」

『俺ぇ！？』

ｼﾙｸ「明日いける？」

『んぁー…いける』

ｼﾙｸ「じゃあ、頼むわ」

「めんどくせっ」と呟いて結局徹夜で編集した。