虹 (ページ15)

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第65話ページ15

吹いた水を拭いて後片付け。
先程の出来事を思い出しては笑いが込み上げ四人は暫く動けなかったそう。

『はじめくん、この後帰るんすか？』

はじめ「帰るよー。あ、待って。スマブラしようよ、ちゅん」

『お、受けて立ちましょう』

ｼﾙｸ「俺もやる」

はじめ「じゃあ皆でやんね？」

四人で仲良くゲームをして、通り掛かったクリエイターも巻き込みトーナメントになったり気付けば一日事務所に居た。
はじめは帰宅し、シルク達も動画編集や撮影が残っているので帰宅する。

『そういや来月のファンミどうすんの？』

ｼﾙｸ「あ、そうだった。何しようか」

ﾏｻｲ「質問集めればいいんじゃね」

『俺らの私物プレゼントとか？』

ｼﾙｸ「私物かー…」

ﾏｻｲ「普通に俺らのTシャツとか？」

ｼﾙｸ「それもいい…よし、呼べるやつ呼んで会議だな」

『の、前に飯行こう飯』

イベントの告知動画を撮ると集まれるメンバー全員が集まったのは夜の20時。
夕方頃に事務所を出て今まで居酒屋で飲んでいたシルクはほろ酔い気分のままカメラを回す。

ｼﾙｸ「どうもっ、ふぃっしゃーず……………」

ﾓﾄｷ「………、え？」

ｼﾙｸ「っシルクです！」

ﾝﾀﾞﾎ「ん？ん、ンダホ！」

ﾍﾟｹ「ちゅん」

『え！？えーっと…ぺけたん！』

ﾓﾄｷ「モトキ！」

ﾏｻｲ「マサイ忘れんなよマサイ！」

ｼﾙｸ「マサイはトイレです」

ﾏｻｲ「洗面所だよ！」

シルクの謎のタメと急なボケをかましたぺけたんと洗面所から叫ぶマサイ。
見た通りのグダグダ感にモトキとンダホは呆れながら笑う。

ﾝﾀﾞﾎ「まさか数名酔ってんな？」

ｼﾙｸ「さっきまでンダホとモトキ以外飲んでました」

ﾍﾟｹ「美味かったねご飯」

ﾝﾀﾞﾎ「もう良いよご飯の話！」

酔いが入ると一段と自由さが増し、中々本題に入ろうとしないシルク。
ンダホのツッコミから気を取り直してちゃんと本題へ。