虹 (ページ7)

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第7話ページ7

ボールを持ったぺけたんは敵のディフェンスを避けゴールに走っていく。
するとシルクが一歩前へ出て、ゴールを狙う隙を突いてボールを弾き奪い取った。

ﾍﾟｹ「うわ、くっそ…」

ｼﾙｸ「モトっ……うぇぇぇぇえ！？ちゅんいつの間に前にいたんだよ！？」

『元陸上部舐めんな！』

ぺけたんと共にゴール付近にいた筈のAがいつの間にかシルクの前に来ていた。
初心者なりに頑張ってボールを奪おうとするがシルクのドリブルが早すぎてなかなか追えない。
まずはシルクチームが一点入れた。
ボールは再びぺけたんから始まり、Aに目配せをする。
何が言いたいのか分かったのかAは突然ゴールまで走り出した。

ｼﾙｸ「やべ、ちゅん抑えろ！」

ﾓﾄｷ「早っ…！」

ﾍﾟｹ「ちゅん！！」

『ぺけ！』

飛んで来たボールをキャッチしそのままゴールへ。
只今の得点は2-2の同点である。
ボールはシルクから、リーダー同士激しい睨み合いをしている、かと思いきやカメラを近付ければ変顔をしていた。
ンダホの｢早くしろよ｣というツッコミでゲーム再開。

ｼﾙｸ｢マサイ！｣

ボールはマサイの手に渡りそのままドリブルでゴールへと走る。
コートの中心にいたシルクがまたボールを受け取りゴールを決めようと投げたものの、ンダホによってカットされボールは相手チームへと渡った。