虹 (ページ39)

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第39話ページ39

ｼﾙｸ「どうもっ！Fischer'sシルクです！」

ﾝﾀﾞﾎ「ンダホ！」

ﾓﾄｷ「モトキでーす」

ｻﾞｶｵ「ザカオです！」

ﾏｻｲ「ンマァァァァァ！！」

ﾀﾞｰﾏ「ダァァァァ！！」

ﾍﾟｹ「ペェェェェ！！」

『ピャァァァァァ！！』

ｼﾙｸ「おい後半！！」

勢いだけの自己紹介に数名笑い過ぎて膝から崩れ落ちる。
｢字幕出すからいいけど！｣とシルクは気を取り直して今居る場所を説明する。
皆がテンション高いのも無理は無い。
やっとAの熱も完璧に下がり、先延ばしにして来た｢Fischer's海水浴夏休みスペシャル(シルク命名)｣を開催するからである。
既に水着に着替えている一行は海へ走り出す。

ﾏｻｲ「カメラ濡れんだろ！」

ｼﾙｸ「冷てえー！」

『うわ、いって！貝殻踏んだわ！』

ﾝﾀﾞﾎ「大丈夫かよー！」

ギャーギャーと騒ぐメンバーをマサイが撮影して行く。
一通り海で暴れ満足し十分に水分を取った後、シルクは鞄から旗を取り出した。
そしてカメラ前まで移動して極限まで近寄る。

ﾏｻｲ「近ぇよお前」

ｼﾙｸ「あ、チキチキ！」

ｻﾞｶｵ「お？」

ｼﾙｸ「いきなりやるのか！？」

ﾓﾄｷ「なになに」

ｼﾙｸ「ビーチフラッグトーナメント！！」

ﾝﾀﾞﾎ「うぇ～！？」

ｼﾙｸ「と、言うのも我がFischer'sには走りが得意なメンバーがいると」

ﾏｻｲ「あぁ、いるな」

ｼﾙｸ「元陸上部短距離選手、ちゅん。貴様に勝負を申し込む」

『受けて立とうシルクロード。病み上がりだが手加減はせん』