第4話 ページ4
ｼﾙｸ「どうもっ、Fischer'sシルクです！」
ﾏｻｲ「マサイ」
ｼﾙｸ「今日は皆に改めて紹介したい人が居まして」
ﾏｻｲ「はい」
ｼﾙｸ「あのー…１年前まで俺達の他にもう１人メンバーいたの覚えてる？」
ﾏｻｲ「忘れはしないよね」
ｼﾙｸ「視聴者さんね？俺達が覚えてんのは当たり前だろ」
何時も動画で観るやり取りを目の当たりにして少し夢中になっていると、シルクと目が合った。
きっともうすぐ呼ぶぞと言う合図だ。
どういう風に顔を出せば良いのか考えれば考えるほど緊張が増した。
ｼﾙｸ「ちゅーんちゃーん」
ﾏｻｲ「ちゅんちゅん」
マサイが少しズレて真ん中に座るように床をポンポンと叩いたが、Aは緊張が治まらず棒立ちのまま真ん中に居座っている。
カメラには下半身しか映っていないのを、シルクは座れと軽く太腿を叩いた。
『どうも、皆さんお久し振りです。ちゅんでーす、いぇーい、カメラ〜』
ﾏｻｲ「ぎこちない…」
『１年ぶりだもん』
ｼﾙｸ「ねー…だって去年の元旦ぐらいから居なかったもんな」
『社畜してた』
軽い昔話をしていると、インターホンが鳴った。
マサイが鍵を開け、暫く待つとドアが開く音と、二人程の足音。
ｼﾙｸ「お？誰が来た？」
ﾏｻｲ「ぺけたんとモトキ」
ﾍﾟｹ「おはざーっす………んお！？ちゅんだぁぁぁぁぁあ！！！！」
ﾓﾄｷ「え？わ、ちゅんだー！」
『久し振りー』
鞄を下ろすのも忘れAに抱き着くぺけたん。
モトキも驚いているが何処か嬉しそうに二人の周りをぐるぐると回る。
ｼﾙｸ「はいはい、ちょっと落ち着いて！おーちーつーいーて！…って、いってぇ！！誰だ足踏んだのオイ！？」
ﾏｻｲ「耳元でうるせえよお前」
ｼﾙｸ「と、言うことでね、久々にちゅんも帰って来た所でまた８人で色んな事を沢山やっていきたいと思います！」
『宜しくお願いします』
ｼﾙｸ「せーのっ」
「「「「『アデュー！』」」」」
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作者名：憐
| 作成日時：2018年3月26日 0時
