丗 ページ34
星漿体の女性に挨拶をし、邪魔にならないよう気配を消して結界を張る。
星漿体は穏やかに庭園を眺めていた。矢張り星漿体にとって、天元様との同化は当然の役目なのだろう。本当は、不死の術師に体を捧げているだけだというのに。
彼女はそれを知らないのか。そう思うと、なんとも歯痒い気持ちになる。
『……姫君』
「っ！！い、いたのですね？！」
気配を消したまま近付いて声をかければ、星漿体は肩を跳ねさせて驚く。
『………………狐は、好きか』
「狐？さあ…見た事ありません」
『天狐、出て来い』
「？てん…きゃぁ！！！」
ずるり、と私の影から出てきたのは、狐の姿をした天狐。
影から出てくる物の怪に、星漿体は思わず腰を抜かす。呪霊は見えるんだな。
「ほほう？此奴が星漿た＿ﾝｸﾞッ」
私は天狐の口を掴んで塞ぐ。目で話すな、と言って私は星漿体の所へ天狐を向かわせた。
「こ、これが、狐……！」
『触ってどうぞ』
「良いのですか？！」
『ああ。安心しろ、噛まないよう躾てある』
そう言えば、恐る恐る天狐の白い毛へ触れる。小さな手がふわ、と天狐の体に埋まり、それに驚いて星漿体は思わず手を引いた。そしてそれを何度も繰り返す。
やべー、面白。顔が溶けてるよ星漿体ちゃん。
天狐は天狐で面倒臭そうな顔をしている。悪いな、お前の良さを共有したかったんだ☆
通りすがった使用人が悲鳴をあげるまで、あと少し＿＿＿☆
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象(プロフ) - 夢主ちゃんと宿儺が初めて会ったときの夢主ちゃん脳内ｗｗｗ。「これに尽きる。マジでやべぇ」が特にｗｗ (2022年3月21日 15時) (
レス) id: 8de27f30e5 (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりぃむとちょこれぃと - 謎の疾走感が…wwwお腹抱えて爆笑したんですが…www (2022年1月8日 15時) (レス) @page2 id: 8ef3002cf4 (このIDを非表示/違反報告)
あまぬん - いっけやなーい社畜社畜 で吹き出してしまったw (2021年12月20日 20時) (レス) id: cc856e48b6 (このIDを非表示/違反報告)
ラヴァン(プロフ) - 透視…したのか… (2021年10月19日 22時) (レス) @page30 id: 147aa62bad (このIDを非表示/違反報告)
nakataniayaka20(プロフ) - 宿儺様と恋愛させたい(現代で)宿儺様好きになりました(あなたのおかげで)ありがとうございましたm(_ _)m宿儺様大好きです (2021年10月6日 6時) (レス) @page26 id: 7836429623 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝋燭 | 作成日時：2021年9月4日 18時
