玖 ページ11
不老不死の呪術師とか、上層部に扱き使われる気しかしないね！！！！！！！！！！！！
私は晴れて呪術界に縛り付けられる事になった。
うーん、最悪！
毎日任務任務鍛錬鍛錬……
前世が懐かしいね！！！！！！！！！
前世のブラック企業もびっくりなくらいにブラックです、今世の仕事は。絶対神様コロコロしてやる。
一日の任務や鍛錬を終え、床につく。
さあ、入眠……という所で、廊下からぺたぺたと足音が聞こえた。
んーーー……え、ちょっと待って何怖いんだけど。
呪霊？いやいや、屋敷には結界張ってあるし呪霊は来ないだろ。
刺客……？あー、多分刺客なのかな、うん。
女の呪術師だからって私結構妬まれてるし。
足音を立てないように部屋の戸へ近付き、隙間を開け部屋の外を見る。
あ、やっぱり人だ。
でも刺客にしては少し目立つしキョロキョロしすぎじゃないか……？
刹那、目が合った。
人は私と目が合うと、ゆっくり此方に歩いてくる。
え、怖。ちょっと待って普通に怖い。
そんなゆっくり来ないでよ一思いに殺してよ！！！！！
私死なないけどまだ死に慣れてないんだよ！いや慣れたくはないけど！！！！！
「姫様…！お会いしとうございました…！」
………………ん？
「お噂通り美しいお姿で御座います…何故お返事を書いていただけなかったのですか？私めの詩は姫様のお目に叶わなかったのですか？」
…………おいちょっとまて。
これもしかして…………"夜這い"か？
途端に背筋が粟立つ。
手紙返してないのに来たの？非常識過ぎん？てか美しいとかお前嘘だろ、私の白銀色の髪ジロジロ見すぎだろ。目は口ほどに物を言うって言うだろ？目に出過ぎだよ、クソ男。
とりあえず……逃げる！！！！！
「ひ、姫様？！お待ち下さい！」
『いや来んなマジでキモイ』
思わず出た現代語。いや仕方なくね？平安って即ベッド・インが普通なんでしょ？
無理無理無理、私の純潔は永遠に散らさせない。
いや私の事だから本当に永遠になりそうだけど！！！
屋敷の塀を飛び越え、走り続ける。
大分前からもう追ってきていないのに、足は止まらない。
森に入り、サラサラと流れる小川の岸で、ようやっと足を止めた。
寒いからなのか、はたまた怖いからなのか。
暫く震えは止まらなかった。
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象(プロフ) - 夢主ちゃんと宿儺が初めて会ったときの夢主ちゃん脳内ｗｗｗ。「これに尽きる。マジでやべぇ」が特にｗｗ (2022年3月21日 15時) (
レス) id: 8de27f30e5 (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりぃむとちょこれぃと - 謎の疾走感が…wwwお腹抱えて爆笑したんですが…www (2022年1月8日 15時) (レス) @page2 id: 8ef3002cf4 (このIDを非表示/違反報告)
あまぬん - いっけやなーい社畜社畜 で吹き出してしまったw (2021年12月20日 20時) (レス) id: cc856e48b6 (このIDを非表示/違反報告)
ラヴァン(プロフ) - 透視…したのか… (2021年10月19日 22時) (レス) @page30 id: 147aa62bad (このIDを非表示/違反報告)
nakataniayaka20(プロフ) - 宿儺様と恋愛させたい(現代で)宿儺様好きになりました(あなたのおかげで)ありがとうございましたm(_ _)m宿儺様大好きです (2021年10月6日 6時) (レス) @page26 id: 7836429623 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝋燭 | 作成日時：2021年9月4日 18時
