ＣＡＮＤＹ２ Kento.N

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初めてのお泊まりを終えて、



次の日から聞いていた通り健人くんの生活はバスケ中心になって



会えない日続いた。



寂しいけど、本当にほっとかれてる訳じゃなくて



忙しくて疲れてるはずなのに毎日必ず夜電話してくれる。



いいのにって思っても、これは健人くんの優しさだし



電話しなくていいって言ってもきっと健人くんは寂しがってる私を知って電話してくるから



毎日楽しみにその電話を待ってる。



「明日から二人で行くけど…本当にあんた一人で大丈夫？」



お母さんが本気の心配顔で言ってくる。



明日からお母さんとお父さんは二人で結婚記念日の旅行で



本当に仲いいよなーなんてちょっと羨ましい。



貴「何でそんな心配してんの？」


「だって一人って」



信用全然されてないし…



貴「大丈夫だからー！楽しんで来てね」



お母さんの心配を押し通して大丈夫だと言い張った。



１日家で一人になるくらいもう子供じゃないんだし



って。



思ってた。





朝起きて、ベットから体を起こした瞬間体の重さに驚いた。



なんだなんだ。



どーなってるの。



喉痛い…なにこれ、え。



もしかして風邪引いたの？



折角今日健人くんの練習観に行こうと思ってたのに…

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