※斑鳩士門※ ページ37
*かなり危険
ソファに座る彼女を荒々しく押し倒す。左腕を背中に、右腕を後頭部に回し、唇に噛みつく。彼女のふっくらとした唇が俺の口の中で存在を主張する。舌でなぞると小さく声を漏らした。
「……可愛いな。」
ひと言呟き、また噛みつく。吸う、舐めるを繰り返していると、酸素を求めて口が開いた。すかさず舌を捩じ込む。歯をなぞり、舌を絡める。いやらしい音と彼女の熱っぽい声が部屋を埋めていった。
「しも、ん……さまぁ……っくるし、……っ」
「わざとだ。」
唇を離すと細い銀色の糸が控えめに輝いた。潤んだ瞳に紅潮した頬。上がった息。口の端からは、混ざりあった唾液が溢れている。見れば見るほど、俺の中の欲が暴れ狂う。
「お前が悪い。」
服の下から手を入れ愛撫する。反応を示す彼女を見て、遂に俺のストッパーが外れた。そう、お前が悪い。こんな格好でいるお前が悪いんだ。
「誘ってたんだろ？」
「ちがっ、いま……す……っ」
「そのわりには抵抗しないんだな。」
なめらかな肌にざらつきのある舌を這わせる。肌と汗の匂い、味。甘い声と共に背中を反らせた。
「身体は正直だけどな。」
そう言ってまた唇を塞ぐ。深く、深く。このまま溶けて一つになれそうな勢いだ。特有の膨らみを強く握ると、俺の口の中で鳴いた。俺の行為一つ一つで乱れていく彼女が堪らなく愛おしい。
「し、しもんっ、さま……！申し、訳……っご、ございま……せん……っ」
俺の腰辺りの服を掴みながら必死に言葉を発する彼女。
「なんだ？止めてほしいのか？」
言いながら舌を捩じ込む。止めるつもりなど毛頭ない。
「あっ……の……！」
今度は肩の服を掴み、息を乱しながら熱のこもった瞳で見つめてきた。髪は汗で顔にいくつかへばりついている。微かに開いた口からは先程よりも唾液が溢れていた。そして、恥ずかしさと快楽が合わさった表情―――。これだけでもう、充分な理性殺しだった。
「もっと……して、ください……っ」
その言葉を合図に完全な欲の塊となった俺は、夢中で彼女の身体を貪っていった。
*20170728
積極的過ぎた士門
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Aris - 天馬の感情がとても可愛いかったです( ^ω^ ) (2021年5月17日 22時) (
レス) id: 07b3866fc0 (このIDを非表示/違反報告)
藤田(プロフ) - 紅兎さん» 紅兎さんありがとうございます(´；д；｀) 以前よりも遅くなってしまいますが更新がんばります！ (2019年12月4日 22時) (レス) id: dd4451f660 (このIDを非表示/違反報告)
紅兎(プロフ) - 主さまのペースで更新頑張ってください！いつまでも待ってます！ (2019年12月1日 14時) (レス) id: 83a25d3fd1 (このIDを非表示/違反報告)
藤田(プロフ) - 夜桜さん» 夜桜さん、コメントありがとうございます。消化頑張ります＞＜ かなり不定期な更新ですが、気長にお待ちいただければと思います！ (2017年12月16日 15時) (レス) id: ec78dea903 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - 初めまして！とっても良かったです！リクエストの消化頑張ってください！更新待ってます！ (2017年12月12日 15時) (レス) id: e7a9357e65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤田 | 作成日時：2017年1月17日 23時
