※天馬(リク)※ ページ26
*注意
白く透き通った肌。そこに愛らしさを象徴するような、ふっくらとした桜色の唇。吸い込まれそうな程、魅力的な瞳。
「天馬！」
そして、俺にだけ見せる天真爛漫な笑顔。
「早く会いたくて来ちゃった！」
あぁ……………可愛い。
「ん……！」
首筋にいくつものキスをおとし、耳に向かって舌を這わせる。その度に甘い声が漏れ、俺の耳にいつまでも残る。
「て、てんま……っ、待って……！」
「んん？無理。」
背中に腕を回して抱き寄せ、俺との隙間をなくす。そのまま首筋を噛むと、さっきよりも甘い声が漏れた。少しずつ乱れていく息遣い。火照った身体に肌の匂い。紅潮した頬に潤ませた瞳。抗うことの出来ない快感に堪える顔。俺しか知らない、こいつの姿―――。
「だっ、誰かに、見られちゃう……よ……っ！」
「そん時は見せつけてやればいいだろ。」
そう、見せつけてやればいい。俺のだ、って事を周りの奴等に見せつけて、こいつに近づけさせないようにすればいい。あ、けど、やっぱり今のこいつの姿を見られるのは癪だな。
「あっ、ちょっ……！」
人気のない、薄暗い廊下へと連れて行く。壁に背中をつけさせ、開いている脚の間に俺の片脚を入れる。逃げられない様に両手首を掴み、頭の上まで持っていくと壁に押し当てた。勿論、身体も密着させる。
「ここなら誰にも見られねぇぞ？」
言い終わるのと同時に、唇に噛みついた。角度を何度も変えながら、吸ったり舐めたりを繰り返す。酸素を求めて開いた僅かな隙間に舌を入れ、口内を乱していく。
「んっ……？！」
ボタンを二つ外し、指で鎖骨をなぞる。肩が小さく反応したのを感じると、今度は鎖骨にキスをおとした。
「だめ……だって、ばぁ……っ！」
首を横に振り、細やかな抵抗を見せるが、正直な身体の反応を見て何の説得力にもならなかった。そして、こいつが何をしても俺の理性を外す起爆剤にしかならない。
「……なぁ、もっと鳴いてくんね？」
その後は、ひたすら愛でた。あの表情が声が身体が、俺の脳で何度も再生された。感触だってまだ残っている。もう、何をしてもあいつの事ばかり考えてしまう。俗に言う、好きすぎて困るというやつだ。まぁ、全然困っていないがな。寧ろ幸せなくらいだ。
「―――あぁ……早く会いてぇなぁ。」
*20170324
*20170408 修正
未陰様リクエスト【ヤンデレ】天馬
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Aris - 天馬の感情がとても可愛いかったです( ^ω^ ) (2021年5月17日 22時) (
レス) id: 07b3866fc0 (このIDを非表示/違反報告)
藤田(プロフ) - 紅兎さん» 紅兎さんありがとうございます(´；д；｀) 以前よりも遅くなってしまいますが更新がんばります！ (2019年12月4日 22時) (レス) id: dd4451f660 (このIDを非表示/違反報告)
紅兎(プロフ) - 主さまのペースで更新頑張ってください！いつまでも待ってます！ (2019年12月1日 14時) (レス) id: 83a25d3fd1 (このIDを非表示/違反報告)
藤田(プロフ) - 夜桜さん» 夜桜さん、コメントありがとうございます。消化頑張ります＞＜ かなり不定期な更新ですが、気長にお待ちいただければと思います！ (2017年12月16日 15時) (レス) id: ec78dea903 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - 初めまして！とっても良かったです！リクエストの消化頑張ってください！更新待ってます！ (2017年12月12日 15時) (レス) id: e7a9357e65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤田 | 作成日時：2017年1月17日 23時
