冬の花火 長め ページ13
チアキ「なにそれ…線香花火」
持って帰ってきた箱を持ち上げ中身を見る
A「線香花火って言うか花火セットね」
チアキ「こんな冬に花火?」
箱を閉めこちらに渡してくる
A「冬だからこそ情緒があるものだよ」
チアキ「ふぅん冬の花火……なんかいい歌詞浮かびそうかも」
A「それは良かった」
チアキ「ほい」
チアキはマッチで火を起こし花火に火を点ける
A「ありがとう……なんでチアキそんなにマッチ付けるの上手いの?」
疑いの目を向ける
チアキ「内緒」
チアキは人差し指を口元に持っていき艶やかに笑う
A「怪しいわ」
チアキ「それより花火見たら?」
A「そーする」
花火はぱちぱちと鳴りながら火花を放つ
A「もう最後か」
チアキ「最後は僕もしようかな」
チアキは二つの線香花火に火を点け渡してくる
A「綺麗だね」
チアキ「そうだね」
綺麗なのはAっしょ
そんな事本人には絶対に言わないけど
14人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
千の明かり(プロフ) - アリスさん» もう少ししたら続編を出します!それまでもう少しお待ちください (2021年2月2日 6時) (レス) id: 0b4f326e63 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 終わっちゃうんですか…。少し残念ですが、作者さんも作品作り頑張ってください! (2021年2月2日 6時) (レス) id: 76d2fea91c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:千の明かり | 作成日時:2021年1月2日 23時