中原夫妻は子育て中…【文スト】

家族5 ページ7

亮ｓｉｄｅ




お母さん遅いな〜




ガチャ




『誰もいない…』





よし！本当はお母さんにもいちゃだめだよって言われてるけどお母さん迎えに行こう！




…………





そうえば、お母さんってどこにいるんだろう？





・・・・そうだ！前行った川に行けばお母さんに会えるかも！




トテトテと歩くその姿は通行人たちを一瞬にして虜にしたという…




『はーるの小川はサラサラ行くよ〜♪』





やっと川に着いた〜！！






『！シロツメクサだ〜！これで花冠つくたっらお母さん帰ってくるかな？』




すると、亮の目からポロポロと涙が零れた。






『ッ！うぅ〜、ヒック！おかぁさん〜(泣)』




？『どうしたんだい？』






『ヒック、おじさん誰？』






？『おじさんはね〜君のお父さんの相棒だったんだよ』





『お父さんのあいぼう？』





？『うん、ところで君はこんなところで何してるんだい？』





『お母さん探しに来たの…でもねぇ…お母さん、見つからないの…』





心細かったのか亮はワンワンと泣き始めてしまった。





？『うーん…じゃあ、おじさんがお母さん見つけてきてあげるから一緒におじさんのところにおいで…』






『うん…』

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