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北斗side
ついに18日がやってきた
今日はみんな個々の仕事で高地はたしか午前中で終わってるはず
俺は夕方に撮影を終えた
早く会いたくてマネージャーさんにそのまま高地の家に送って貰うことにした
「珍しいですね〜」なんて言われたけど適当に誤魔化した
向かってる途中何となく高地のブログを見てたら
俺の事を『友達』って書いてくれていて口角が上がってしまう
俺が友達って言ったことを結構喜んでくれていて
恥ずかしいけど嬉しい
ほんとはそれ以上の関係になりたいけど……
段々縮まっている距離
もっと素直になろう
うちのメンバーはみんな高地を好きすぎるから
とりあえず今日は俺が独り占めできる
チャンスを逃さないように
いろいろ考えてる間に気づいたら高地の家についた
一人暮らしの家に来るのは初めてだ
ドキドキする心臓を落ち着かせるため深呼吸をして
チャイムを押すといつもの笑顔を俺だけに見せてくれる
優「お疲れ様！お誕生日おめでとう！」
あぁ、その笑顔だけで疲れが飛んでいく
北「ありがとう……」
つい流れるように抱きしめると「どうしたんだよ」と言いながら抱きしめ返してくれる
今日もまた好きが増す
10年以上増え続ける好きを
いつかちゃんと伝えよう
他のやつに取られる前に
fin
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作者名：Lui | 作成日時：2021年6月8日 9時
