拗らせ恋。【登坂広臣】１ (ページ11)

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ある意味割り切った感情になりながらも、20分程でタクシーはとまった。

タクシー代は番組側が、とのこと。

「おっ来ましたよー。臣さーん！と、え、Aちゃんも同じタクシーなんすか？！」

「あれ、岩ちゃんも来てたの」

が、がんちゃん？？

というか、よく見たら三代目メンバー殆ど集まってるし、GENEの方もいる。

何ですかここ、パラレルワールドですか？

「もー。いつの間にそんな仲良くなっちゃって」

『えっいや仲良くは...！』

「ほんとー？」

『いやもう、不可抗力ですし、タクシーは。全然仲良くなったって訳では』

誤解が招かれる前に否定しとかないと、と半分酔っている岩田さんにそう返す。

そして何か言いたげにこちらを見る登坂さん。

「...Aちゃんってほんとに俺のファン？」

『え』

「わはは、俺も思ったっすそれ、超否定するし、やっぱクールモデル浸透してますね」

ま、まじか...ファンなのは本当なんだけどな。

あと、私としてはすごい叫んでた(心の中で)

まあでも、クールキャラは崩れてないみたいだし、結果オーライ、なのかな。