今日:57 hit、昨日:38 hit、合計:45,482 hit
小|中|大
6 ページ6
『あのっ!もしかして、A…?』
「えっ、」
なんで…なんでいるの…?
「人違いかと…ではっ」
部屋に逃げ込んだ。
あなたのことはもう吹っ切れたはずなのに早くなる鼓動と熱い手首。
なんでこんなところで会うの…?
会いたくなかった…
私がAじゃないって信じてくれたかな…
できればもう会いたくない。
しばらくドアの前で座り込んでいた。
その日は作業もはかどらず、すぐに帰った。
そして、朝の練習時間を変えた。
なのに…
次の日作業室に行くと、ドアの前で三角座りをしている人がいた。
あなたはすぐに私に気づいた。
『な、やっぱりAやんな。』
私は黙ることしかできなかった。
『その困ったときに手を触る癖。俺が覚えてへんと思った?』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
231人がお気に入り
231人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Water | 作成日時:2023年10月8日 23時