47 ページ47
「TREASUREと一緒にコンテンツをとってほしい。」
「それは…一回だけとか…?」
「いや、連続でだ。最初はTREASUREだけの番組にしようかと考えていたのだが、スタッフたちに聞いてみたらAと一緒にだした方が良いと言う意見が多くてな。」
「そうですか…」
「どうだ?」
まだ私たちが同じ画面にいる映像は世間に出されていない。これからTREASUREとの共演映像をだして、良い思いをするひともいればアンチも増えるよね。
一緒にデビューするだけでも、これから仲良くなっていくんじゃないかって批判があったりしたの見てしまったから…
だからこそ、今決断をするのは難しい。
でも代表が私に聞いてくることは全部もう決まったことだ。
私に拒否権はない。
「あ…やります…」
「じゃあ、次の連絡を待っていてくれ。」
「分かりました。」
部屋を出て私はさっきのジフンオッパを思い出した。
最後に思い出したかのようにこれからもよろしくと言うオッパ。もしかしたらこれのことを言っていたのかもしれない。
マネ「どうだった?」
「良いことなのか、悪いことなのか…」
マネ「えっ?なんだったの?」
「TREASUREとのコンテンツだって。」
マネ「あ…確かに悪い部分もあるわね…でもAなら大丈夫!私もついてるから。私はAの味方よ!」
「ありがとう。オンニ。」
マネ「今日は作業してから帰るの?」
「うん。そうする。」
マネ「終わったら連絡して。」
「はーい。」
デビューしてからはちゃんと送り迎えがつくようになった。だから前みたいな鍵事件は多分もう起きない。
231人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Water | 作成日時:2023年10月8日 23時