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MC「Aさんはスポーツはできますか?」
「運動神経もあまり良くなくて…」
MC「では練習生になる前日本で部活とかそういう活動は何を?」
あっっ、その質問…
助けてほしいけど、今回は私のピンチに気づく様子もなく、興味津々な目で皆が見てくる。
「マネージャーをしてました…」
MC「おぉ、何のスポーツのですか?」
そこまで聞いてくるの?
「サッカー…です。」
もちろん、朝光に誘われて。
どの部活に入ろうか迷っていたら、マネージャーやってよ。と頼まれた。
ハルト「サッカーやったらアサヒヒョンもしてたよな!ヒョンソギヒョンもサッカー好きだし!」
MC「そうなんですね!ん?確か…アサヒさんとAさん同い年で大阪出身でサッカーに関わっていた…となると、もしかしたらどこかで会っていたかもしれませんね!」
ジェヒョク「うぉぉ!アサヒ!」
イェダム「世間は狭いな…」
はぁ、MCさん、私たち会ったことがあるかもー♪みたいなそんな奇跡じゃなくて、ガッツリ小さい頃から一緒で私朝光のマネージャーしてたんですよ…
なんて言えるわけもなくただ愛想笑いをしていた。
朝光もなにも言わない。
もしかしたら、私たちの関係はまだ誰にも言わない方が良いと判断したのかもしれない。
なら私もそうする。
逆に今幼なじみでした!なんて言ったら、何を聞かれるか分からないし、お互い言ってほしくないことを言ってしまうかもしれない。
そう朝光も考えての今の行動なんだろうな…
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作者名:Water | 作成日時:2023年10月8日 23時