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目を開けると、私は作業室のソファーで寝ていた。
誰かがいる気配はしない。
あぁ、パクジフン行っちゃったんだ…
お礼したかったな…
そう思って体を起こすと、私の足元から視線を感じた。
「ギャッ」
パクジフンがそこに、いた。
「そんな怖がらないで笑」
「や、いると思ってなくて…」
「大丈夫?」
「あ、はい。ありがとうございました。」
「怖かったでしょ。」
「はい…少し?」
「笑笑あんなに泣いてたのに…」
時計を見ると、部屋に閉じ込められているのに気づいてから結構たっている。
「ジフンさんは練習時間大丈夫でしたか?」
「あぁ…大丈夫。なんとかなる。」
「今…もしかして、練習時間…?」
「大丈夫、大丈夫。気にしないで。」
「…」申し訳なさすぎる。
「水、飲む?」
「はい…ありがとうございます…」
たくさん泣いたからか、その水はいつもより美味しく感じた。
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作者名:Water | 作成日時:2023年10月8日 23時