検索窓
今日:137 hit、昨日:117 hit、合計:45,679 hit

21 ページ21

目を開けると、私は作業室のソファーで寝ていた。

誰かがいる気配はしない。

あぁ、パクジフン行っちゃったんだ…

お礼したかったな…



そう思って体を起こすと、私の足元から視線を感じた。

「ギャッ」

パクジフンがそこに、いた。



「そんな怖がらないで笑」


「や、いると思ってなくて…」


「大丈夫?」


「あ、はい。ありがとうございました。」


「怖かったでしょ。」


「はい…少し?」


「笑笑あんなに泣いてたのに…」


時計を見ると、部屋に閉じ込められているのに気づいてから結構たっている。



「ジフンさんは練習時間大丈夫でしたか?」


「あぁ…大丈夫。なんとかなる。」


「今…もしかして、練習時間…?」


「大丈夫、大丈夫。気にしないで。」


「…」申し訳なさすぎる。


「水、飲む?」


「はい…ありがとうございます…」

たくさん泣いたからか、その水はいつもより美味しく感じた。

22→←20



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
234人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Water | 作成日時:2023年10月8日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。