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「大丈夫ですか???」
その人はパチッとした目でそう言った。

「えっ…」一瞬でその人の目に魅了された。

「大丈夫?」

「はっ、はい。あなたは…?」

「僕は大丈夫!強いから。」

「あぁ…」

「ごめん、僕急いでるから…あ、手貸して!」

どこからかペンを取り出して私の手に何かを書き込んでいる知らない男の子。
私はこの急な状況が理解できなくて、その様子をだまって眺めていた。


「もし怪我してたらそこに連絡して!じゃ!」


その人は風のように消えていった。


手のひらを見ると、


×××-××××-××××
パクジフン



あのきゅるきゅる、、パクジフンって言うんだ…


幸い私には怪我はなかったから、この番号は使うことはない。

でも、あのビー玉みたいな瞳が記憶に残って忘れることができなかった。

だから、いつかのためにその手のひらを写真に残した。

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作者名:Water | 作成日時:2023年10月8日 23時

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