※橙紫《愛蘭さんリク》 ページ5
橙サイド
僕の恋人は信ちゃん。だけど、
信ちゃんの恋人は手に収まりきらない程いる。これは本人談だ、間違いない。
だって、告白したときに言われたんですもん。
付き合ってと言ったら、返ってきた言葉が、
ええよ。その代わり、他にもおるぞ?やて。
びっくりしたわ、その時は。
メンバーの中にも何人か、
それとまた別のグループ達。
たくさん愛されてええね、信ちゃんは。
信ちゃんは、良く言えば男も魅了させる愛らしい人。
悪く言えば…
橙「butterfly…やね」
紫「…はぁ?」
あらら。怪訝な顔で見られましたわ。
それもそうか。
今は夜を共に過ごし、もう朝か昼かもよく分からない時間だ。それに二人とも何も身に付けてなんかいない。産まれたままの姿だ。しいて言えば僕の指に嵌めてある指輪くらいだろうか。
紫「おま…朝っぱらから何変なこと言うてんの」
ついにお前もお花畑か
あぁ、そんなに冷たくしないで信ちゃん。
橙「ごめんてー。あ、今日、何時仕事?」
紫「今日はない。けど、夜は…な」
口角を上げ、ベッドの中でモゾモゾしながら僕を見る。
寝起きだからだろうか。
いつもは完璧な上目遣いも、今は完璧とはかけ離れている。
橙「そっか。じゃあ、夜まで…ええやろ?」
紫「ふざけんな。ちょっとは休ませろ」
橙「…」
そんなん言うんやったら辞めたらいいのに。
なんか心の中がモヤモヤして仕方がない。
あ、そっか。これが俗に言う[嫉妬]なのか。
僕はニコリと笑い、上半身を起き上がらせた信ちゃんの、無駄に筋肉の付いている腕を引っ張った。
紫「……なに」
あぁ。なんてこの人は僕をこんなに夢中にさせるのだろう。
橙「しよ。信ちゃん」
紫「イヤや言うたやん。はよそこ退いて」
グッと僕の体を起こそうと力を入れるが、
悪いが僕は信ちゃんよりも頑丈やねん。
(しっかりとお肉もついてるけど、そこは敢えてつっこまんといてや?)
橙「退いて欲しい?」
紫「はっ。まるのくせによぉそんな口聞けたもんやで。…退け」
橙「……」
確かに僕より信ちゃんの方が年上やけど。
しっかりしてるし。
やけど、やけど。
紫「お前とは昨日したの。下手すりゃ今日になってたやろうし。やから今日は終わり。頭どついたろか」
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eighterジャニオタ(プロフ) - とにかく横山くんがメンバーに襲われるところが見たいです!!お願いします! (2019年6月9日 11時) (レス) id: 9e6bdd0fef (このIDを非表示/違反報告)
あ~たん - アドバイスですが、パート3の黒総受けの部分、バナナジュースに、薬が入っていて、そのあとメンバーが襲うって形はどうですか? (2014年5月16日 19時) (レス) id: 7ba8714205 (このIDを非表示/違反報告)
香乃 - 面白かったです。」作っていただき、有り難うございます。 (2013年8月26日 15時) (レス) id: be02abde02 (このIDを非表示/違反報告)
瑞紀(*`д´*)(プロフ) - 康亜さん» 結論→夫婦はおいしい^^ (2013年8月3日 13時) (レス) id: 83ece5643c (このIDを非表示/違反報告)
マスコ(プロフ) - 橙×赤で激裏お願いします! (2013年8月2日 23時) (レス) id: 5fb7e31979 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:康亜 | 作成日時:2013年3月2日 22時