-4- これは偶然?それとも必然? ページ7
*
来ない、、、
連絡が来ない
何故なんだ!?
俺はもしかしてフラれ…
いや、口に出したくないよ、こんなの
再会した彼女に渡したのは、ドラマで使う名刺に、俺の名前と連絡先書いたものだった
“いつでも連絡下さい”
そう言って渡して1週間は経つけど未だ連絡が来ない
やっぱり、引いちゃったのかな?
さすがに、やりすぎたな…
だけどストレートに言うのは恥ずかしくてつい…
俺の事を知ってほしくて
気付いてほしくて
あんな事をした
でも、無理なものは無理か…
《中島さーん、次のシーン、リハ前の打ち合わせします》
裕「はい、今行きます!!」
仕方が無い、諦めるしかない
今は、仕事に集中しなきゃな
.
そう決心するのに、君はいつも突然だよね
今のドラマは大物の方々と共演していて、とてもいい刺激を受ける毎日
これからのお芝居にも、絶対いい影響があるはずだ
そのためには、色んな人のお芝居や振る舞いを見て勉強しなきゃいけない
そう思って、集中していた
監《じゃあ、今から打ち合わせするね。今日はエキストラも入るから、はい、入って来て》
今日は、エキストラが入るのか
どんな人だろうと監督が呼んだ方へと目を向けると
裕「っ!?」
これは偶然?それとも必然?
そこにいたのは、、、
.
『あ、あの、素人ですが、よろしくお願いします…』
.
あの、彼女だった
.
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作者名:洸 | 作成日時:2019年8月11日 14時