ヒヤシンス -変わらぬ愛情- (ページ4)

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-2- 2度目の出会いは突然にページ4

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2度目の出会いは、突然だった

あれから、彼女の笑顔は脳裏に焼き付いてしまっていた

可愛い雰囲気から、とびきりのあの笑顔は…

ダメだ

あれは、反則だよ

わざとなのか、それとも天然なのか

今まであの笑顔で、何人堕とされてきたのだろうか

なんて事をここ最近、ずっと考えている

彼女の事は、何も知らない

あの時、ちゃんと話も出来なければ名前も知らない

俺の顔を見て、特別驚いていなかったから多分芸能人って事を知らないのだろう

だからこそ、彼女に

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裕｢もう1度、会いたいなぁ｣

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薮｢誰に?｣

裕｢っ!?｣

今日もファッション雑誌の撮影で、お店を借りて撮影をしている

そして、今月は薮くんと一緒に撮影をしていた

薮｢そんなに会いたい人がいるの?｣

裕｢あ、いや、その…口にでてた?｣

薮｢うん、思い切っりね｣

ついに、心の声が外に出てしまった

目を細めて笑う薮くんは、相変わらず年下の俺でも可愛いななんて思ってしまう

裕｢いや、その昔の担任の先生を思い出してさ(笑)｣

薮｢ふーん｣

納得してない表情をする薮くん

ヤバイ、怪しまれてる…

言い訳を言おうとすると、

《薮さん、衣装チェックしますので…》

薮｢はーい、今行きまーす｣

た、助かった…

もう少しでバレるところだった

薮くんはとてもメンバーの事をよく見てて、小さな変化でも気付く

隠していたつもりだったけど、これ以上は危ないから外に出さないように気を付けなきゃ

そう思ってた矢先、、、

裕｢…え?｣

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今、まさに悩みの種である彼女がいた

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