心配させんなよ ページ7
side K
ゲホッゲホッゲホゲホッ
コホッコホッ
K「……ん？どした？大丈夫か？？」
隣で寝ていた君の苦しげな声で、目が覚めた。
am3時……
楽しかった旅行も終わり、忙しい日々がもうすぐ始まる。
休みが終わってしまう淋しさを覚えながらも、昨夜は早めに、二人で一緒に布団に入った。
いつも通り、藤ヶ谷を抱き締め眠る。
さすがに、ずっと外出していると疲れるだろうと思ったから、休みのラスト１日は二人でゆっくり過ごす計画だ。
録り溜めていた番組を見たり、お互い好きなことしたり、イチャイチャしたり///
良い仕事するためには、そんな日もかなり重要。
……………けど、今日は、ダメそうだな。
F「……大丈夫。」
そう言って、俺の腕から抜け出し、背中を向ける君。
体を縮めて、咳を繰り返している。
俺に移さないように、という藤ヶ谷の心遣い。
その思いやりは嬉しいけれど、辛いときには我慢しないでほしい。
背中をそっとさすりながら、声をかける。
K「咳出ちゃってるな。熱は？？」
F「んっ………大…丈夫……ケホッ…」
軽く息上がってるくせに、何強がってんだか。
絶対熱あんだろ。
俺に隠そうとしたって無駄だっつーの。
体温計と水・保冷剤を用意しようと、そっとベッドから起き上がる。
キュッ
相変わらず顔は背けたままの藤ヶ谷にパジャマの裾をつままれた。
F「……どっか…行っちゃ………ヤダ……」
体ダルくて甘えたいけど、移しちゃいけないからこうなってるってことだよな？？
………可愛すぎんだろ。
K「水取ってくるだけだから。」
F「…んっ…やだっ…ゲホッゲホゲホ…」
う〜ん…困ったな。このままいてやりたいけど、水飲ませたり、熱測ったりしないと。
ここは、心を鬼にして。
K「すぐだから。」
ダッシュで必要なものを取って戻る。
すると、そこには完全にすねモードの藤ヶ谷が。
ほんの数分だったはずだけどな。
K「１回起きれる？水飲もう？」
優しく問いかけたけど、全然こっちを向いてくれない。
こうなったら、強行突破だ！
後ろから抱きしめ、ささやく。
K「言うこと聞かないと、キスするぞ？」
F「…んっ…ダメっっ！」
慌てて起き上がる藤ヶ谷。それはそれでちょっと傷つくんですけどー。
フラッ
K「ほら、そんなに急に起きたらそうなるって。」
すかさず、抱き止めた。
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おりてぃー(プロフ) - 未来さん» ご指摘ありがとうございます。早速、直させていただきました！ (2017年1月22日 23時) (
レス) id: ddefdf6ea2 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - そうなんですか!?だったら､ｷｰﾜｰﾄﾞの藤北表記を北藤表記に変更したほうがいいと思いますよ!?m(._.)m (2017年1月22日 18時) (携帯から) (レス) id: 546aa22f8e (このIDを非表示/違反報告)
littlecrown0901(プロフ) - 未来さん» コメントありがとうございます！ごめんなさい。どっちかというと、北藤です…。 (2017年1月22日 18時) (レス) id: ddefdf6ea2 (このIDを非表示/違反報告)
littlecrown0901(プロフ) - ゆいみつさん» うわぁ♪ありがとうございます(*^^*)どんどん可愛らしさ出せるように、頑張ります(*´∇｀) (2017年1月22日 18時) (レス) id: ddefdf6ea2 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 初ｺﾒです｡あの､ここの小説は､北藤なんですか!?藤北なんですか!?私､北藤は苦手だから､読む前に知っておきたくて…｡ｺﾞﾒﾝﾅｻｲm(._.)m (2017年1月22日 15時) (携帯から) (レス) id: 546aa22f8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おりてぃー | 作成日時：2017年1月10日 19時
