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ある日の昼下がりのことです。
わたしは、いつも通りお城の図書室で、本を読んでいました。
その日はとても温かくて、まどからはいつも以上にやわらかくてやさしいお日様の光が差しこんでいました。
そんなお天気でしたから、ねむくなってしまうのは仕方ありません。
でも、このままねてしまっては本の続きが読めません。
うとうとしながら、どうしようと思っていた時のことです。
いつもは近よらない本だなの列に、長いしっぽが入って行くのが見えました。
その本だなの列には、まほうのれきしについての本や、まほうやくのレシピ、その他にもたくさんのむずかしそうなタイトルの本がならんでいました。
わたしも一度開いてながめてみたことがありましたが、あまりにもむずかしくて、とちゅうで読むのをあきらめてしまいました。
ですが、そんなむずかしい本がならぶところに入って行ったのは、その本を読むことができるからでしょう。
きっと、とても頭が良くてたくさんのことを知っている人にちがいありません。
もしかしたら、その人からすてきなお話を聞くことができるかもしれません。
とうにねむけは覚めていました。
わたしは、そのしっぽを追って、本だなの間へ向かって走りました。
そういえば、先週読んだお話にも、うさぎを追って不思議な国に行った女の子のお話があったなぁ、なんて思い返していました。
___これが、数年後のわたしに大きな影響を与える出会いに繋がるなんて、この頃のわたしは予想すらしていなかったのです。
たくさんの本の間に、パタパタとわたしの足音だけがひびきます。
「お前、ここで何してる」
とつぜん、わたしのせなかの方から、低い男の人の声が聞こえて、びっくりして
「にゃ!」
と声が出てしまいました。
あわてて口をおさえてふり向くと、そこには、
___とっても綺麗な緑色の目をした、ライオンの耳と尻尾を持った男の人が立っていました。
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るり(プロフ) - ネイビーさん» はじめまして〜こちらこそそんなに褒めていただけて光栄です!ありがとうございます^ ^ネイビーさんをギュンギュン(笑)させられるようにわたしも頑張りますね!更新頑張ります! (2020年6月16日 8時) (レス) id: c451112bd1 (このIDを非表示/違反報告)
ネイビー - はじめまして!このような素晴らしい作品を書いて下さり、誠にありがとうございます。もう、もう、レオナさんかっこ良すぎて、キュンキュン通り越してギュンギュンでした!これからもずっと応援しています! (2020年6月16日 1時) (レス) id: a7f9a787f1 (このIDを非表示/違反報告)
るり(プロフ) - 誓雨さん» 誓雨さんありがとうございます〜!とても嬉しいです!そろそろ続編に移ろうかと考えているのでそちらでもよろしくお願いします。頑張りますね〜! (2020年6月15日 19時) (レス) id: c451112bd1 (このIDを非表示/違反報告)
誓雨(プロフ) - この小説ほんと好きです!レオナさんもカッコいいし夢主ちゃんも可愛いし……いつもキュンキュンしてます!更新頑張ってください! (2020年6月15日 19時) (レス) id: fc504e5c9b (このIDを非表示/違反報告)
るり(プロフ) - Aさん» ほ、ほんとだ…わざわざご指摘ありがとうございます!タイトル書き間違えてました…お手数かけてすみません…。頑張りますね! (2020年6月14日 23時) (レス) id: c451112bd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るり | 作成日時:2020年5月9日 23時