別れこそ会うの始めーその4 ページ37
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あれ、と思って預けた体を戻すと、子気味良い笑い声が帰ってきた。
「A君、皮肉ですか？」
「は、？」
言っている意味がわからなくて、首を傾げたら、木手さんは声を低くした。
「俺たち、まだ、全国はおろか、まだ試合も残っているのに…
それを！もう全国大会に行く前提で話をするなんて
本当に強気な人だ」
「あ、」
木手さんの言ったことをゆっくり噛み砕いて、さっと青ざめる。
なんて言い分だろう。先輩達の強さにあやかって、俺は、
「違うんです！本当に！そんなつもりじゃ！」
すみません、と言葉を続けようとしたら「いえ」と手で制された。
「いいでしょう」
弾んだ声が聞こえて顔をあげれば、見えた木手さんの顔は晴れやかで。
「その約束、引き受けましたよ」
にやりと笑った木手さんの目が、メガネの奥でギラっと光った。
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比嘉中への挨拶を済ませてた所で、赤也先輩に捕まった。
氷帝のところへ行こうとしたところを見つかってしまったのだ。
赤也先輩の動きって、うっとおしいのに嫌じゃないから困る。しょうがないなって思っちゃう。
グイグイと腰に結んだジャージを引っ張られながら赤也先輩のスキップに小走りでついて行った立海のコートには、柳生先輩と仁王先輩がいた。
「まぁた赤也がええもん拾ってきとる」
「ちょうどいい。仁王君、私達も休憩にしましょう。」
コートから帰ってきた柳生先輩にお疲れ様ですと声をかけてタオルを渡す。
「Aちゃーん！」
「うっわ、」
その後に来た仁王先輩が腕を広げてこちらに向かってきたので、汗つくんですけど、としかめっ面で顔面にタオルを押し付けたら「ぷびっ」と変な音を出して大人しくなった。
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木こりのコロポ(プロフ) - 第一部隊さん» コメントありがとうございます！本当に合宿編は終盤です…最後まで楽しんで貰えたらなによりです！ (2019年1月17日 22時) (
レス) id: 2e6823aea8 (このIDを非表示/違反報告)
第一部隊(プロフ) - ルドルフ可愛い...合宿が終わるの寂しいですね。更新頑張って下さい！ (2019年1月12日 1時) (レス) id: 8a79432f79 (このIDを非表示/違反報告)
木こりのコロポ(プロフ) - 第一部隊さん» 久々の更新にも関わらず、コメントありがとうございます…！長い間ご迷惑をお掛けしましたが、今日から少しずつ更新できればと思います…！ (2019年1月7日 23時) (レス) id: 2e6823aea8 (このIDを非表示/違反報告)
第一部隊(プロフ) - 久しぶりの更新！いつも更新楽しみにしています！これからも頑張って下さい！ (2019年1月7日 19時) (レス) id: 8a79432f79 (このIDを非表示/違反報告)
木こりのコロポ(プロフ) - キャラメルさん» お返事が遅れてしまいすみません！コメントありがとうございます！そう言っていただけると書きがいがあります…！これからもよろしくお願いします！ (2018年10月8日 17時) (レス) id: 2e6823aea8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木こりのコロポ | 作成日時：2018年6月11日 21時
