別れこそ会うの始めーその1 ページ34
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「おはようございます！」
とうとうやってきた、合同合宿最終日。
よれよれになった資料とマネージャーノートを持って、俺は机についていた赤也先輩に挨拶をした。
「おー…はよ…」
「めずらしいですね、俺より先に先輩がいるなんて。」
「最後くらいちゃんと起きろって同じ部屋のヤツらに起こされたんだよ。あーねむ…」
今ならこのまま寝れるからな、とぼやいた赤也先輩が机に突っ伏したら、直ぐに後ろから誰かがその頭を丸めた資料で叩いた。
「って！！Aお前！！」
「お、俺じゃないですよ！？」
濡れ衣を着せられ慌てて首を振ると、後ろから俺の座る椅子に手が置かれた。
「折角起きた側から寝るな。」
「あ、日吉さん。おはようございます。」
「ああ、おはよう。」
「おはようさんA」
「光さん、おはようございます。海堂さんも赤也先輩がお世話になりました。」
「ああ。」
「おい！俺がお世話になった前提で話すんなよ！」
そういった赤也先輩が軽く俺に肩をぶつけたら、「本当に世話になってんだろうが」と海堂さん直々に手刀が下った。
「そうだ、皆さんここちょうど3人空いてますしどうぞ！」
「おおきに、ちょうど誘おうと思っとったところやし。」
光さんが俺の隣のイスを引けば、そのままほかの2人もそこに座る。
その様子を見た赤也先輩がべーっと舌を出して威嚇(？)してた。
「来んな来んな！俺がAと飯食うんです〜！」
「嫌ですよ3席も空いた机で赤也先輩と2人切りとか。」
「だとよ切原。来てやっただけ有難いと思え。」
口元を少しゆがめてニヒルに笑う日吉さんに赤也先輩が何を〜！と反論をしているのを見ると、何だか新鮮な感じがした。
だって立海ではレギュラーはほとんど3年の先輩で構成されており、2年は赤也先輩だけだから、この敬語を使わないやりとりはほぼ初めて見るのだ。
そんなことを思いつつ、食前のミーティングが始まるのを、そんな4人を見ながら思っていた。
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木こりのコロポ(プロフ) - 第一部隊さん» コメントありがとうございます！本当に合宿編は終盤です…最後まで楽しんで貰えたらなによりです！ (2019年1月17日 22時) (
レス) id: 2e6823aea8 (このIDを非表示/違反報告)
第一部隊(プロフ) - ルドルフ可愛い...合宿が終わるの寂しいですね。更新頑張って下さい！ (2019年1月12日 1時) (レス) id: 8a79432f79 (このIDを非表示/違反報告)
木こりのコロポ(プロフ) - 第一部隊さん» 久々の更新にも関わらず、コメントありがとうございます…！長い間ご迷惑をお掛けしましたが、今日から少しずつ更新できればと思います…！ (2019年1月7日 23時) (レス) id: 2e6823aea8 (このIDを非表示/違反報告)
第一部隊(プロフ) - 久しぶりの更新！いつも更新楽しみにしています！これからも頑張って下さい！ (2019年1月7日 19時) (レス) id: 8a79432f79 (このIDを非表示/違反報告)
木こりのコロポ(プロフ) - キャラメルさん» お返事が遅れてしまいすみません！コメントありがとうございます！そう言っていただけると書きがいがあります…！これからもよろしくお願いします！ (2018年10月8日 17時) (レス) id: 2e6823aea8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木こりのコロポ | 作成日時：2018年6月11日 21時
