好きだと素直に言えなくて...

好きだと素直に言えなくて27 ページ29

風磨side





あ｢風磨！｣





風｢...おう......｣





あ｢なんか、久しぶりだね！風磨、教室から消えてたから、もしかしたらと思って...やっぱりココにいるんだね(笑)｣





久しぶりに話す...





君は思ったより普通で...





長い間、話してないのが嘘みたいだった。





あ｢さっきの人誰？風磨の知り合い？｣





風｢あー、たまたまココで会ったんだよ......佐藤勝利っていうやつ｣





あ｢...！勝利......？｣





君の表情が変わる...





風｢知ってんの？｣





あ｢ううん、知り合いじゃないけど、多分、あれが時期会長になる人だよ...健人が言ってた｣





風｢ふーん、さっきは、そんな事言ってなかったけどな...｣





あ｢健人も｢ハートを射止めてみせる！｣とか言ってたから、まだ正式じゃないのかな？｣





風｢...ぷっ(笑)...意外と似てるな...｣





あ｢でしょ！笑｣





健人......





君の口からあいつの名前を聞くと、胸が苦しくなる...





でも、笑いあえるくらいになってきた。





鍵はしっかりかかってる...





あ｢ねぇ、風磨？｣





風｢なに？｣





あ｢たまにココに来て、一緒にごはん食べていい？｣





風｢俺はここの管理人じゃねぇっての(笑)｣





あ｢え？なに？｣





風｢いや、こっちの話...まぁ、そんなに面白いもんじゃねぇけど、Aがいいならいつでも来いよ...俺も、また屋上に来たくなったし｣





あ｢...うん！あのさ、お弁当つくってきたら、食べて...くれる？｣





風｢...へ？｣





あ｢うん...風磨、お昼食べないけど、サンドイッチみたいにしたら、一緒に食べれるじゃん？｣





風｢...好きにしろよ...///｣





不覚にも





嬉しい...///





と思った。





風｢あ。......悪い...ちょっと多めに作ってこれる？｣





あ｢...いいけど？｣





風｢サンキュー｣





あ｢じゃぁ、私行くね！｣





風｢おう...｣





そう言って、君は教室に戻っていった。





少し切ない気持ちになったけれど...





話ができたことで...





心が少し明るくなったようだった...





風｢ココは落ち着くな...｣


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A様、みなさま、こんばんは！


補足...


風｢ん？勝利の話の内容？それは、また今度な？笑｣


との事です(笑)


風磨くんと勝利くんの話はまた、いずれ...


では、失礼しましたっ！


七輝

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