好きだと素直に言えなくて18 ページ19
風磨side
風｢ふぅ｣
やっぱり、屋上(ココ)は落ち着くな...
ｼｭﾙ
俺は、寝るためにヘアゴムを外した。
そいつを左腕につけて、少しだけながめる...
それから、頭の後ろで手を組んで仰向けになる。
屋上の心地よい風に当たっていた。
ﾊﾞﾝｯ
屋上のドアが勢い良く開いた。
？
そっと、ドアの方を向くと...
あ｢風磨！｣
そこには、笑顔の君。
風｢A...｣
あ｢ここで、ごはん食べていっていいー？｣
風｢...ん///｣
あ｢やった♪｣
それから、また俺は目を閉じて、風に当たる...
沈黙が続く...
それでも、お互いの間に流れる空気は、気まずいものではなかった...
あ｢風磨...ごはん食べないの？｣
風｢ん？あぁ...俺、燃費がいいから...昼は食わねぇんだわ...｣
あ｢え？そうなの？めずらしくない？｣
風｢そうか？まぁ、ちゃんと購買で買えるくらいは持ってるから、お腹すいたら行くわー｣
あ｢ふーん...私なんて、お昼食べないと午後活動できないよ？｣
風｢A、大食いそうだもんな(笑)｣
あ｢...失礼な！まぁ、大食いなのは事実だけど...///｣
俺は、Aの弁当をちらっと見た。
あ｢ん？風磨も食べる？｣
風｢ん？いいのか？お前の獲物奪って？｣
誰かのために作られたお弁当。
俺にはそんな習慣なんてないから、少しだけ羨ましかった...
でも、こいつは弁当自分で作ってるんだよな...
あ｢もう！あまのじゃくめ！はい、どーぞー、あーん♪｣
Aの行動につられて、口を開ける。
風｢ﾓｸﾞﾓｸﾞ......うまっ｣
ポロッと出た感想...
本当に美味しかった。
あ｢やったー♪風磨の胃袋GETー♪｣
風｢なんだよ、それ(笑)でも、ありがと...｣
あ｢はいはい♪｣
君の弁当が食べられて、
心があたたまる...
でも、
それは...
あいつも食べてるんだよな？
ふたつの感情が俺の中で、
複雑に絡み合っていた...
こんな気持ちになったのははじめてで...
俺はどうすればいいのか分からなかった...
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七輝(プロフ) - 勝利！さん» 勝利！さん！コメントありがとうございます！勝利！さんに、はマリウス〜☆してもらえるようにがんばりますね！よろしくお願いします。 (2014年12月30日 0時) (
レス) id: 49549a1a41 (このIDを非表示/違反報告)
勝利！ - 更新がんばれんれん！！ (2014年12月29日 20時) (レス) id: 4faef9f34d (このIDを非表示/違反報告)
七輝(プロフ) - 聡想聡愛さん» 聡想聡愛さん！コメントありがとうございます！一安心してくださってよかった！甘く切なくが信念ですので、気長にお付き合いくださいっ！キャラ全然違いますね。すみません！少し作者の希望混ざってます（笑）更新頑張ります！これからもよろしくお願いします！ (2014年12月22日 16時) (レス) id: 49549a1a41 (このIDを非表示/違反報告)
聡想聡愛 - 2人が繋がっているものがまだあって一安心です！あとアイドルなリアルふまとは違って、なかなか恋に踏み出せない奥手なふまも可愛くて更新されるたび読んでいます!! (2014年12月22日 10時) (レス) id: 7b32b73ad4 (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 七輝さん» お返事ありがとうございます^ ^はい！無理せずに更新頑張ってくださいね^o^ (2014年12月15日 18時) (レス) id: 1cc83af86d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七輝 | 作成日時：2014年12月11日 0時
