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「...っふ♡....んんっ♡んっ？♡松村さん？」
北「北斗」
「あ。北斗さん、なぁに？」
ナカを丁重になで上げるのとは逆の手が、声を抑えるために口に当てていた手に重ねられた。
北「なんで声我慢してるの」
「煩いかと思って」
北「....煩い？」
「ワンナイ相手にアンアン喘がれても鬱陶しいだけでしょう」
そもそもワンナイ相手にこんなに丁寧に前戯してくれると思わなかったんだけど。
北「気にしないから声出して」
「うん....んぐっ！？♡♡♡」
ナカに
北「ここがイイの？」
「そ、こっ♡や”っばぁっ♡♡」
北「ん。可愛いね」
「！？」
北「あ、真っ赤になった」
なんなのだこの男は...。さっきから掌で転がされまくっているんだけど...！？
「〜っ！も、
北「やだ。まだちゃんと解れてない。今
「ワンナイ相手にそんなに神経質になんなくても...」
北「さっきからワンナイワンナイって言ってるけど、俺ワンナイトで終わらせる気ないから」
予想していなかった言葉に、思わず綺麗な顔を凝視した。
「え」
北「俺、彼女にするつもりない子にこんなことしないから」
いやまあしなそうとは思ってたけど。だからこそ、2つ返事で了承されたときにビックリしたんだし。
北「ねえ、俺のものになっちゃいなよ」
「.....ちゃんと愛してくれる？」
北「誰よりも一途な自信あるよ。友達少ないから、浮気の心配もない」
「あはは、自分で言うんだ？わかった。北斗さんのものにして？」
北「うん、幸せにする」
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そうだそうだ。やっと思い出した。想定外の展開すぎて記憶から抜け落ちかけていたんだな。
「一途な彼氏さん、失礼しました」
北「思い出してくれたならいい。それより、チェックアウトの時間そろそろだから準備して」
あ。ここホテルか。一晩で色々あって頭追いつかないなぁ...。
北「朝ご飯食べながら、改めてゆっくり話そう。なに食べたい？」
スマホ片手にそう尋ねられる。お店調べてくれるのかな？
「北斗さんの好きなものがいいな。私嫌いなものはほとんどないよ」
北「また地味に難しい注文だな」
「期待してるね〜」
北「コラさり気なく難易度を上げんな」
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作者名：ミヤ | 作成日時：2023年6月17日 15時
