Taiga ページ3
.
京「苗字、お揃いにしよっか」
「…え？待っ…んむｯ♡ほ、んとにちょっ、待っ♡」
京「やだ。俺頑張った方だよ。会うの我慢してたけど、もう耐えらんない」
確かに繁忙期極めてて、大我にまともに会えたの１ヶ月ぶりとかだけど…。
京「ね、だから結婚しよう」
「えっと、」
京「はい以外の答え聞きたくない」
腰を抱き寄せられて、強制的に顎を持ち上げられてのぞき込まれた。
「…うん、する。大我と苗字お揃いにする」
「ぁｯ♡♡そ、こばっかやぁｯ♡」
京「A、ここ好きだもんな。ねえ、左手貸して」
「…？」
言われるままに左手を差し出せば、いきなり薬指に噛み付かれた
「ｯ！？」
京「とりあえず、俺の物って証。後でちゃんとした指輪買いに行こ。お前に似合うとびっきりのもの選んであげる」
「うん、楽しみにしてる」
.
(2本立て)
.
「大我お願い!!他に頼れる人いなくて」
京「…まあいいけど」
友達の結婚式に招待されていたんだけど、パーティードレスを用意するのを失念していて前々日になってしまった。自分じゃ絶対決められないと、偶然一緒にいた大我に助けを求めたのだ。
「大我本当にありがとうね」
1番似合ってるよとオススメしてくれたものを選んだ。そしたら、着替えている間に大我が支払ってくれたのだ。
京「どういたしまして。ねえ、A」
「うん？」
京「女性に服を贈るのってさ、脱がせてもいいって事らしいよ」
「…なるほど？」
でも私ら恋人でもなんでもないんだけど、は言わない方がいいんだろうか。
京「拒否しないと、このまま抱くけど」
「あ。…えっと、大我って私のこと好きだったの…？」
京「好きじゃなきゃこんな面倒なこと付き合わない」
「じゃあ、いい。拒否する理由ない」
京「それ俺に都合よく解釈するよ？」
「いいよ。……てか、してよ。都合よく解釈」
京「はー･･･まじか」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 183人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミヤ | 作成日時：2023年6月17日 15時
