Juri🎉 ページ15
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樹「ああ、なるほど」
「樹？」
邪魔くさそうに前髪をかき上げた樹がなにかを視界に止めて、納得したように頷いた。
樹「誕生日おめでとう」
「ｯ！」
樹が見ていたのは時計だったらしい。いつの間にか、日付が変わっていたみたいだ。
樹「日付にヤケにこだわると思ったらそーゆーことだったんだな？」
「……誕生日に好きな男に会いたかったんだもん」
樹「へえ、カワイイとこあんじゃん。いいよ、今気分良いからなんかプレゼントやる。なにがいい？」
「いらない。今この瞬間を私にくれただけで満足だから」
樹「ふーん。じゃあ、次生でする？前にシてほしいって言ってただろ」
「確かに言った、けど…」
それで子供が出来たらという気持ちと、生でしてほしいという気持ちの間で葛藤する。
「…ひぅｯ♡ちょっ、いきなり！」
樹「ん？ゴム外さないとだろ」
そこで質問の体を装った決定事項だったんだと気づく。
樹「ほら、数少ない機会なんだから味わえよ？」
ずりゅっっと挿入されたソレはいつもの何倍も熱くて存在感があり、生であるということを主張していた。
「…んぅ♡♡……あっつ！♡♡」
樹「これっ、やっばいなっ…」
辛そうに息を荒らげる樹につられて気持ちが昂った。
「もっ、すぐ……イッちゃいそ……っ！♡♡♡」
樹「いいよ、好きなだけイきな……ｯ」
ぎゅうっと抱きしめてくれたのが嬉しくて、樹のモノをギチギチと締めつけた。
「ぅぁ♡♡…ｯ待っ、ぁｯ♡♡♡んぅ、イっ…イッてる、からぁ♡♡♡♡」
樹「イッてすぐ責められるの好きだもんな？」
「好きじゃ、なぁ……ｯ♡♡」
樹「こんなに締めといてなに言ってんの？」
「ひゃぁぁああ！？♡♡♡」
樹のモノが挿入ってるお腹を軽く圧迫されながらさすられて、ゾワゾワと身震いする。
樹「カワイイよ♡俺もそろそろイッちゃいそうだから、もっとちゃんと締めて？」
「そん、なこと言われｯ♡♡ひゃんｯ♡♡ひぅッ♡」
お腹は圧迫されたまま、奥をグリグリされたらたまったもんじゃなくて。樹のモノをぎゅうっと締めつけて再び達すると、ナカに温かさが広がった。本当に中出しされちゃったんだ…。妊娠してたらもう会えないのかな…なんて薄れてゆく意識で考える。
樹「A」
「んー？」
気怠くて視線だけ送ると、隣に寝転んだ樹にキスされた。
樹「愛してるよ。早く孕んで俺だけのものになって」
囁かれたそれが夢か現かは知る由もない
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作者名：ミヤ | 作成日時：2023年6月17日 15時
