幼馴染 Junta.N ページ1
学校帰り。
私と淳太は小さい頃からずっと、こうやって二人で家まで帰ってきた。
幼馴染みの淳くんは、わたしのことを女として見てないかもしれない…
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いつも通り、二人で歩く帰り道。
私はつい、淳くんに聞いてしまった。
「淳くんは、好きな女の子とかおる？」
隣で歩いてた彼は、私の方を見る。
「なんなん、急に。
そんなん知ってどうすんねん」
「いや、その…」
今更、焦る。
言い分けなんて考えてなかったから。
「…友達に、聞いて欲しいって頼まれ…て。」
「誰やねん？」
「その…」
赤くなった顔がバレないように俯いてしまう。
彼はフッと笑った。
そして、私の顔を覗きこんで笑顔になった。
「ほんまに嘘つくの下手やなぁ、智子は。」
「あの、その…」
「言っとくけど、俺はお前のこと、好きちゃうからな？」
ぼんやりと前を見据えて言った彼を、私はつい顔を上げて見てしまう。
少し見上げる位まで成長した彼は、それ以上に女の子にモテるようになって、更に成長していた。
「あ、うん、そうだよね…」
「ちゃうわ。
…分からへんの？」
「何が？」
仕方ないな…と、彼は立ち止まり、私の前に立った。
そして、一呼吸してから、こう言った。
「俺は智子のこと、好きとかやなくて、大好きやから。」
恥ずかしさで真っ赤になっていた顔が、更に赤くなった。
彼の耳もほんのり色づいていた。
垂れていた私の前髪を、彼は優しく耳にかける。
そして、そのまま顎に指をかけ、
そのまま優しくキスをした。
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その後、彼は唇をそっと離した。
その瞬間、彼の顔も赤くなった。
「言ってしもた…」
と両手で顔を隠す。
今度はこちらが笑う番だった。
普段はSっ気があるのに、恋愛には奥手な彼がいた。
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サリィ(プロフ) - も え 。さん» いや…恋愛がスランプです...すみません... (2016年1月26日 21時) (
レス) id: 1534304de2 (このIDを非表示/違反報告)
も え 。 - サリィさん» ありがとうございます！楽しみに待ってます！ (2016年1月16日 16時) (レス) id: 9bb1b4e05b (このIDを非表示/違反報告)
サリィ(プロフ) - も え 。さん» ありがとうございます。書かせて頂きます！ (2016年1月15日 20時) (レス) id: 1534304de2 (このIDを非表示/違反報告)
も え 。 - これからも応援してるので、更新頑張って下さい！ (2016年1月15日 17時) (レス) id: 9bb1b4e05b (このIDを非表示/違反報告)
も え 。 - リクで、神宮寺勇太くんか岩橋玄樹くん（←サリィさんが書きやすい方でいいです）で、アイドルと一般人の恋愛が見たいです！あとはお任せします。できたらお願いします！ (2016年1月15日 17時) (レス) id: 9bb1b4e05b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サリィ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/lisasully1/
作成日時：2016年1月9日 21時
