ボタンが咲いた【NCT】 (ページ26)

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Johnny side

『ヘチャンが拗ねてる、オッパ』

WW｢俺に言わないでよ｣

スタジオを出て宿舎に帰るバンの中。
Touchの最後の活動が終わってみんな一息ついていたりオフが近づいていることに胸を躍らせている中、唯一この弟はわざとらしく頬を膨らませAの腕に巻きついてる
｢ヌナのばかぁ｣と言ったっきりAと口をきかないようにしていたのに隣には絶対座りたがるしスキンシップはいつも通り。いやいつもよりすごいかも。
可愛いマンネだなぁとウィンウィン、A、ヘチャンを見守っているとヘチャンがついに口を開いた

HC｢...ヌナは俺たちだけじゃ足りないの？｣

『んん？何の話？』

WW｢A何したの｣

『分かんないから困ってるの』

ヘチャンはウィンウィンとAが2人で話し始めてしまったことにまた拗ねた様子でAの腕をぐいーっと引っ張る

HC｢へチャニだけじゃダメなの？｣

それまでやっぱりマンネはかわいいなーと適当に聞き流していたメンバーもこの発言は気になるようで話すことをやめ、3人の会話に聞き耳をたてている
当の本人のAはほんとにわからないようで困り顔をしていた

『ごめんねヘチャン。私何かした？』

HC｢今日声かけられた人に連絡先もらってたでしょ？しかもあれ完全に口説かれてたよ、ヌナ｣

MK｢あに、ちゃかま、ばれてなかったのに...｣

1人で行動したのか、いつの間に。
それにマクも知っている風にも関わらずAの味方のような発言をしているからAに言わないでねとでも言われてたんだろう。忠実な男だからな、マク。
俺の隣に座るドヨンは今すぐ何か言いたいようでぷるぷるしていたから今は行くな、という意味を込めて目が合った時首を横に振っておいた
さあ、話の続きをするんだA

『あれは説明した通り同業者でファンって言ってくれる人が初めてだったから嬉しかっただけだよ。それで知らない人に笑うなんてことないのにやけちゃったから、距離の詰め方が上手いんだろうね、ぐいぐい来て連絡先渡されたから受け取っただけ。私は交友関係も制限されてるから最初から登録するつもりないよ。ごめんね』

TY｢へチャニ、Aだって他の人と話したりするよ｣

口説かれてるのは許せないけど...と小さく呟いてるの聞こえてるよテヨン。

『ドヨンオッパの約束破ったのは私なので。ごめんね何したら許してくれる？』

Aに見えない位置でにやりとヘチャンが笑った

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