ボタンが咲いた【NCT】 (ページ15)

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DY｢なんで...｣

『ほんと、なんででしょう。』

目を見開いて口をあんぐり開けたままのドヨニオッパ
どうやら撮影一日目に願った私の願いを神様は叶えてくれなかったみたい

JO｢あれ、ユヌ。わぁ...すっごくかわいいよ｣

『自信なかったけど
オッパが言ってくれるなら大丈夫そうですね』

JO｢Wow、ユヌが魔性の女になってる笑｣

ジャニオッパの隣にいるテイルオッパは無言でシャッター音を響かせている

『オッパ良かったら一緒に撮りませんか？』

TL｢そんなのありなの？｣

『えぇ..もちろんですよ笑』

テイリオッパの横に並んで控えめに腕を組むとうふふとオッパが笑う

TL｢ユヌ〜ほんとに可愛い家宝にする｣

『大袈裟です笑』

高校を卒業して練習生になってからは制服も着ないしスカートとは長らくご無沙汰していたからなんだかスースーしてる？というか、うん。
自信がなかったのにメンバーの皆の反応はすごく良くて会う人会う人に褒められるからちょっとだけ気はずかしいのと嬉しいので内心照れてるけど平静を装っているのだ

スタイリストのオンニがにやにやして渡してきた衣装を着て鏡を見た時はどうなることやらと思ったけど私って可愛い路線でもいけるんだなって勘違いしそう。

DY｢っは！ユヌ！！かわいい！！天使みたい！｣

JO｢あ、生き返った(笑)｣

DY｢ユヌ〜貴重な姿を写真に収めたいからこっちおいで〜！｣

HC｢ドヨンイヒョン、なんだか気持ち悪いですよ｣

DY｢うるさい！！！俺は今ユヌしか見えてないから！さ！ユヌ！｣

WW｢うわぁ...｣

目をかっぴらいてふんすふんす言いながらドヨンオッパがスマホを構えて私目掛けて走ってくる
その勢いがちょっとだけ怖かったからテヨンオッパの後ろに隠れる

TY｢あはは、こわいね？あいつ｣

DY｢ちょっとユヌ！！逃げないで！｣

『オッパ、じゃあ止まってください！追いかけられると逃げたくなるんですよ！』

DY｢逃げられると追いかけたくなるでしょ！！｣

わーきゃー言いながらテヨンオッパの周りを走り回っていると手が伸びてきてぐんと抱き寄せられた

JH｢ふふ、つかまーえた｣

『わっ、ジェヒョンオッパありがとうございます』

JH｢んーん。ドヨンイヒョン撮ってー｣

DY｢あぁお前...いいとこどりばっか...ユヌは可愛いけどﾌﾞﾂﾌﾞﾂ｣

JH｢ヒョン小言ばっか言ってるとユヌにも嫌われるよ？｣

DY｢"も"ってなんだよ！俺は嫌われてないから！｣

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