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「着きましたよ」
「あ、はい」
目をつぶっていた私は目を開けて顔を上げた。
「ね？言った通りでしょ？」
ユノさんが言うといつのまにかドアの目の前に居た運転手さんが微笑んだ。
「疑ってたら連れてきてない」
「不安だってくせにー」
ケラケラ笑うユノさん。
「足元、気を付けてください」
「あ、ありがとうございます」
降りたところは地下駐車場。
「無理いってすみません、帰りは送るので連絡くださいね」
「いえいえ！そんな！！」
「そこまでしたらAちゃん気うでしょ？」
「じゃぁ・・」
「東方神起のユノはおしまい！だからいいのー」
笑って言うユノさん、東方神起でもプライベートでも同じく見える。
いつだって太陽みたい。
「Aさん困らせないようにな」
「ん、いってらっしゃい」
前を行くユノさんについて行く。
「ここで、渡してもらっても・・」
「ん？」
構わず歩くユノさん。
「チャンミンだってもしかしたら・・」
踏み込まれたくないかもしれない。
そう思って立ち止まると
「今日は僕のお客さん、ね？」
「でも・・・」
「遠慮するのはAちゃんのいいとこだけど
遠慮されすぎるのも悲しいなぁ・・」
まっすぐな目で見られて思わず申し訳なくなる。
「でも！」
「え？」
「男の人の部屋ですよ！？」
キョトンとするユノさん。
東方神起、という遠慮を悲しんでるんだと思って苦肉の策で行ってみる。
「友達じゃーん」
「友達でも！」
「Aちゃん」
「え？」
「ますます気に入った！あのね、冷蔵庫に一応食材あるからね」
もうこの人に何を言っても無駄だと思った。
「何か作りますね」
「よしっ！」
「ユノさん」
「ん？」
「ありがとうございます」
全部わかってるんだ。
その上できっと2人で話す時間をくれたんだ。
外だと話せない、そう思って。
「なんでー？ご飯作ってもらうの俺なのにー」
遠慮しないように言ってくれる。
私も遠慮しない。
壁を突き破る人たらしに
自分のほうが壁を作っていたのかもしれないと反省した。
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nonnan0201(プロフ) - お元気でしょうか？この小説がとても好きなのですが更新なさらないので心配しております。書ける時まで楽しみに待ってます（＾◇＾） (2019年3月6日 20時) (
レス) id: 9c0cb7f302 (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - nonnan0201さん» はじめまして！そんな風に言っていただけて嬉しいです♪続き頑張りますね！また楽しく読んでいただけますように！ (2018年11月27日 23時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
nonnan0201(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく妄想させて頂いてます(笑)Lipさんが書くチャンミンとユノは私にとって理想の二人です！続きもすごーく楽しみに待ってます。 (2018年11月24日 8時) (レス) id: 9c0cb7f302 (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - さんぱっちさん» さんぱっちさんはじめましてー！コメントありがとうございます。微妙すぎる変化にイライラさせてたらどうしようと思ってたのでそう言っていただけると嬉しいです(笑)季節の変わり目ですね、、さんぱっちさんもご自愛くださいませ！ (2018年11月2日 22時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - あまいくりーむさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただいているとのことで嬉しいです♪これから・・またどうなるか、しばしお付き合いくださいませ〜(笑) (2018年11月2日 22時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lip | 作成日時：2018年5月15日 23時
