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「すみませんでした」
チャンミンがうつむいてそう言った。
「え？」
「この間・・」
自分の不甲斐なさとムキになってた事が思い出されてまた穴を掘って入りたくなる。
「はぁ・・」
無意識に出たため息にチャンミンがビクッとするのがわかった。
「違うよ」
「わかってます」
「そうじゃなくて」
あの夜のことを私が責めているんだと思ってる事に気が付いてそう言った。
「・・・？」
ちょっとだけ上を向いたチャンミン。
「わかってるから」
「え？」
「勢いで言ったことも、チャンミンの気持ちもなんとなく」
居場所がとられたくなかったんでしょ？とか負けたくなかったんでしょ？とは言わない。
「かなわないですね」
「ヌナなめんなよ」
やっと苦笑いだけど口角が上がったチャンミンにやっぱり嬉しくなるんだ。
「ヒョンが・・」
「あ、来るって言ってたけど・・なんでチャンミン？」
「がっかりした？」
「あのねぇ・・」
チャンミンは口元をゆがませた。
笑いをこらえるようないつもの口元じゃなくて
何かを堪えているような感じ。
今までの間ずっとこっちは見ていない。
「ユノが下ろしてっていう所がAの家の近くで、しかもお土産渡すって言ってたから・・」
ん？なんでそれで・・？
思わずガン見した。
「わざわざ家まで来て、家にあげたら勘違いすると思って」
「へ？」
「あの人は誰にでもそういうことします」
「なんとなくわかる」
訳隔たりなく優しくしちゃって勘違いされるの、そういうのしちゃうタイプだ。
「わかってても万が一がある」
「・・・いやいやいや」
私が勘違いすると思って慌ててきたってこと！？
「ユノのファンなんでしょ？」
のぞくようにこっちを上目遣いで見てきたチャンミンに慌てて目をそらした。
「いや、そりゃそうだけど・・」
正しくは東方神起のファンだし・・
「がっかりさせたくなかった・・」
私が傷つくと思ってくれたんだろうか・・？
ちょっと期待してたのと違うけど・・
そりゃちょっとは嫉妬かもとか期待したからなんとなく複雑だけど・・！
「姉想いのいい子だねーチャンミンは」
「うるさい」
視線が違うほうをむいたからまた私はチャンミンを見た。
「チャンミンの兄」
「お？」
「と姉、ユノさんと私の関係」
あ、ちょっと赤くなった。
ビックリしたような目でこっちを見ても今度はそらさずに目を見れた。
姉、になっている。確実に
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nonnan0201(プロフ) - お元気でしょうか？この小説がとても好きなのですが更新なさらないので心配しております。書ける時まで楽しみに待ってます（＾◇＾） (2019年3月6日 20時) (
レス) id: 9c0cb7f302 (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - nonnan0201さん» はじめまして！そんな風に言っていただけて嬉しいです♪続き頑張りますね！また楽しく読んでいただけますように！ (2018年11月27日 23時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
nonnan0201(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく妄想させて頂いてます(笑)Lipさんが書くチャンミンとユノは私にとって理想の二人です！続きもすごーく楽しみに待ってます。 (2018年11月24日 8時) (レス) id: 9c0cb7f302 (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - さんぱっちさん» さんぱっちさんはじめましてー！コメントありがとうございます。微妙すぎる変化にイライラさせてたらどうしようと思ってたのでそう言っていただけると嬉しいです(笑)季節の変わり目ですね、、さんぱっちさんもご自愛くださいませ！ (2018年11月2日 22時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - あまいくりーむさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただいているとのことで嬉しいです♪これから・・またどうなるか、しばしお付き合いくださいませ〜(笑) (2018年11月2日 22時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lip | 作成日時：2018年5月15日 23時
