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「ぃ、おい！」
「ふぁ！？」
ふぁってなんだ。
自分の発した声に恥ずかしくなってチャンミンを見ると目から怖いものがでてるのと唇が一文字。
怒ってますオーラがすごい。
思わずビールを置いたけど空気に耐えられずまた掴んだ。
「置いておけ」
「はい」
「なにしてる」
「えーっと・・ビールを」
「は？」
眼球が飛び出そう。
「えーっと、あの・・」
嫌われたのかもしれない。
そう思うと涙が出てくる。
「男の部屋でお酒飲んで・・」
「お、男って・・」
「ユノが女とでも？」
なんの反論もしないほうがよさそうだ。
怖い。イケメンが怒るとすさまじい。
「だいたい警戒心がなさすぎる！部屋に2人っきりで・・」
いや、チャンミンとだって2人きりになったはずだ。
「・・俺はいい」
え？心の中読めるの？
「そんな顔してた。わかりやすいんですよ、お？隠し事はうまいはずなんですけどねー」
もう何も言えなくて苦笑いをする。
「けいかいしん、がなさすぎる！」
「いや、でも・・」
「お？」
「いえ、すみません」
チャンミンはいいんだ。
そっか、そういう目で見られてはないから・・
じゃぁユノさんはそう言う目で見てる・・？いやいやない。
「ユノもそんな気はないはずだけど万が一がある！」
「いやいやいや」
「いいですか？酔っぱらうっていうのは・・」
「いつも酔っぱらってるじゃん」
「酔ったあなたはいつもにまして男気溢れてますからねー」
「じゃぁ・・」
「・・まぁ」
チャンミンの勢いが弱まった。
「チャンミンの兄と姉だから」
「は？」
「私のことビギストって知ってるんだよね？それなのに家に呼んでくれたって嬉しかった」
チャンミンの目がさっきと違う形で見開いた。
「ユノさんにも信頼されてるって、邪魔じゃないんだって」
「そんな！」
「壁を作ってたのは私なんだなって思って」
「・・彼氏なのに」
「ニセカレシね」
「はぁ・・」
「なに」
「怒れなくなりました」
片眉を下げて笑うチャンミンにホッとした。
「しょうがないですねぇ」
そう言ってチャンミンは立ち上がった。
「来てください」
歩く後姿を追っているとすぐ扉が開いた。
「お土産」
「え？」
躊躇なくその扉の向こうへ行くチャンミン。
きっとそれはチャンミンの部屋。
ドキドキしながらついて行く。
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nonnan0201(プロフ) - お元気でしょうか？この小説がとても好きなのですが更新なさらないので心配しております。書ける時まで楽しみに待ってます（＾◇＾） (2019年3月6日 20時) (
レス) id: 9c0cb7f302 (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - nonnan0201さん» はじめまして！そんな風に言っていただけて嬉しいです♪続き頑張りますね！また楽しく読んでいただけますように！ (2018年11月27日 23時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
nonnan0201(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく妄想させて頂いてます(笑)Lipさんが書くチャンミンとユノは私にとって理想の二人です！続きもすごーく楽しみに待ってます。 (2018年11月24日 8時) (レス) id: 9c0cb7f302 (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - さんぱっちさん» さんぱっちさんはじめましてー！コメントありがとうございます。微妙すぎる変化にイライラさせてたらどうしようと思ってたのでそう言っていただけると嬉しいです(笑)季節の変わり目ですね、、さんぱっちさんもご自愛くださいませ！ (2018年11月2日 22時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - あまいくりーむさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただいているとのことで嬉しいです♪これから・・またどうなるか、しばしお付き合いくださいませ〜(笑) (2018年11月2日 22時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lip | 作成日時：2018年5月15日 23時
