タカシVer ページ10
タカシVer
あれからチャンミンからもAからも連絡はない。
気になる・・すごく。
「タカシくん？」
「あ、ごめん」
ミアちゃんとのデートの時間だって言うのになんだっていうんだ！
「悩み事・・？」
「あ、うん・・あのさ、俺仲の良い女友達が居て、ほんと姉ちゃんみたいなんだけどさ！」
誤解されたくなくて早口でまくしたてた。
「それって・・Aさん・・？」
「へ？」
「よく会話に出てくるよね」
「あ、いや・・」
最近はAとチャンミン、3人でいるのが心地よくて
一緒に居なくてもなんだか一緒に居るみたいで
そういうの無意識にでちゃったのかも。
「ほら、もう一人のさ・・」
「韓国の？」
「そうそう、そいつとさ・・」
「その人の名前は言わないのに、Aさんだけ・・」
言えるわけがない。
ミアちゃんがいくら芸能にうとくても・・
これは俺なりの配慮だから・・
韓国の名前なんてわかんないしよくいる名前かもしれない。
気づかないかもしれないけど
名前言ったらミアちゃんには嘘つけないしいろいろ口が滑りそうだ。
「タカシくん・・無理、してない？」
「へ？」
「本当はその人のこと・・」
「いや、ないないない！本当に姉ちゃんみたいな人だしさ！」
Aが距離を置いた意味が今ならわかる。
真面目だなーってしか思ってなかったけど
Aなりに遠慮してくれてたんだ。
そりゃ、ミアちゃんに兄のように大切な人がいるって言われたら・・
俺だって・・
「タカシくん・・」
「ミアちゃん、これ！」
「え？」
「俺んちの合鍵！！いつでも来ていいから・・ほんと・・」
ミアちゃんは曖昧な表情のままそれを受け取った。
このままじゃいけない・・。
そう思った。
まずはチャンミンとAに会おう。
なんでかわからないけどそう思った。
俺とAとチャンミン
この関係が居心地がいいと思い知った。
多分、だれがかけてもだめだ。
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まー(プロフ) - すごくすごく続きが気になります！引き込まれました！！ (2018年12月10日 1時) (
レス) id: c2545f25e3 (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - はなさん» はなさんこんにちわー！早速読んでいただいてありがとうございます。更新今後も頑張りますね♪ (2018年6月30日 22時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 更新有り難うございます♪嬉しいです♪ (2018年6月29日 13時) (携帯から) (レス) id: 5673869410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lip | 作成日時：2018年5月8日 23時
