ユノさん・・Before ページ40
「2人ともマンションでいいか？」
ツアーが終わってからも日本の仕事があった。
今までに比べたら余裕があるスケジュール。
ちょっとはタカシの家に行けるかな・・
「あ、マンションに戻ってから行きたいところあるから」
「じゃぁ待ってるよ」
俺も、タカシの家に行こうかな？
携帯を取り出してタカシに連絡をする。
OKのスタンプに自然と顔がほころぶ。
「チャンミン、タカシくんの家に行く気でしょー？」
「へ？」
なんとなく悟られたくないような気がしていた。
「俺も行きたいなー」
「何言ってるんですか、行きたいところあるんですよね？」
「じゃーん」
嬉しそうに取り出してきたのは大阪のおみやげだ。
「これも渡したいし、ね？」
最初からタカシの家に行く気だったか・・
でも俺も久しぶりにホッとしたい。
『ねぇは仕事だって』
携帯を見るとタカシからのメッセージ。
「はぁ、わかりました」
Aはきっとユノがいると落ち着かないと思ったからとりあえず一回連れていくことにした。
「あ、ヒョン・・」
「んー？」
「あのぅ・・」
Aのことを信用してるとはいえミアちゃんについた嘘はあまりにも軽率だ。
事情を恐る恐る説明すると、何事もなかったかのようなヒョン。
「嘘じゃなくて本当にしちゃえばいいのにー」
と豪快に笑ったヒョンにホッとした。
「信じてるから、チャンミンもその大切な人も」
俺だけじゃなく、タカシやAを信頼してくれてるからそういうことが言えるんだろう。
本当にしちゃえばいいのに
その言葉はきっとなんの意味もない。
大切な時だから、それはわかってるのに軽率な行動をしている自分を許してくれるヒョンに感謝して
俺は2人へのおみやげをリュックに詰めた。
「仕事か・・」
頑張ってるんだな。
A用のおみやげを置いて支度をした。
気に入ってくれたらいいけど。
置いて行ったお土産に行ってきます、と言って部屋を出た。
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まー(プロフ) - すごくすごく続きが気になります！引き込まれました！！ (2018年12月10日 1時) (
レス) id: c2545f25e3 (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - はなさん» はなさんこんにちわー！早速読んでいただいてありがとうございます。更新今後も頑張りますね♪ (2018年6月30日 22時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 更新有り難うございます♪嬉しいです♪ (2018年6月29日 13時) (携帯から) (レス) id: 5673869410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lip | 作成日時：2018年5月8日 23時
