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「“一応”・・俺も心配だったからきてるんです」あ
一応を強調した。
心配されるのが本意ではなさそうだったから。
「へ？」
「またしばらくは韓国だから、次はライブの時に来ます」
本当は一応じゃなくて結構本気で心配だけど
もうしばらく会えないAが元気で笑ってるところを見たかったけど・・
そう思って靴を履いてドアに手を伸ばした。
「そっか・・。チャンミン・・」
「ん？」
「ありがとう」
あまりにその声色が優しくて・・
一瞬、止まってしまった。
「実は、かなり辛かったから、“一応”心配して来てくれて嬉しかった」
初めて・・
“俺”にむけていう弱音。
「次会う時は、元気でいてくださいね」
「はい」
言葉が溢れてくる。
「ちゃんとあったかくして、ご飯もちゃんと食べてください」
「うん」
「それから、テレビつけっぱなしで寝ない事」
「・・・」
「いいですね！！」
「はい」
「もう、心配かけさせないでください！いいですね！」
「え、あ、は、、はい！」
戸締りはちゃんとしてください！と
ドアを閉めた。
らしくないAの言葉に・・
かなり早口になってしまった。
よく日本語で噛まなかったな俺。
嬉しいやら恥ずかしいやら・・・・
でも・・
明日のレコーディングはうまくいくと確信した。
これじゃ、どっちが栄養もらったんだかわかんないな・・
目をつぶって深呼吸をした。
湧き上がってきたこの気持ちを早く歌に乗せたくなった。
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まー(プロフ) - すごくすごく続きが気になります！引き込まれました！！ (2018年12月10日 1時) (
レス) id: c2545f25e3 (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - はなさん» はなさんこんにちわー！早速読んでいただいてありがとうございます。更新今後も頑張りますね♪ (2018年6月30日 22時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 更新有り難うございます♪嬉しいです♪ (2018年6月29日 13時) (携帯から) (レス) id: 5673869410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lip | 作成日時：2018年5月8日 23時
