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話する前にミアちゃんが来て、とっさに抱きしめたAはなんだか小さい気がして・・
存在が大きいからなのか、自分より大きい女の人はそうそういないと思ってたはずなのに
小さいなーと思う自分がなんだかおもしろかった。
ミアちゃんとタカシが出ていった後
ホッとしているAを見て、その後睨まれた。
「・・・チャンミン」
この人は本当に俺たちをよくわかってる。
Aの言おうとすることをわかって苦笑いをした。
Aと俺の何も言わなくてもなんとなくわかるその感じがそんなに日にちもたってないのに妙に懐かしかった。
「話そうと思ったら彼女が来たから」
しょうがないな、と言うAの雰囲気に
まだ会うことができるということに自分でもテンションがあがるのがわかった。
だからいつもの軽口を言って、それのやりとりも心地よくて・・
肩を組んだら抵抗されて、その瞬間・・
遠くにいかないで、とそう思ってしまった。
両肩を掴み自分の前にいるAをみた。
この小さな背中がなんだかあたたかくて・・
「気に入ってるんですこの空間」
思わず出てしまった言葉。でも止まらない。
「ホッとするから」
自分の顔は真っ赤だと思う。
行かないで、そう言った俺に
ポンポンと優しく僕の手を掴みながら
「しょうがないから、もう少しだけ責任持ってやるか」
そう言ったAにホッとした。
手から伝わる優しさが心地よくて
Aがだからと言ってついていい嘘と悪い嘘がある！
といきなり怒り出すまで俺はきっとニヤニヤしてたに違いない。
いや、ニヤニヤしてた。
「彼女、ミアちゃんだっけ？あの子が信じたからよかったけど普通はない！」
「なんで？芸能人も普通の人間ですよぉー」
「ものすごい綺麗な一般人ならわかる。でもね・・」
「僕は心を見るんです」
そう言った俺に何かを言いかけて疑いの目を向けるA。
「なんですか」
「これからどうやって・・」
急に赤くなるAに弱点を見つけたみたいで・・
「2人の前では恋人らしくしなきゃですえねぇー」
「・・・別に、ドライなカップルもいるでしょ」
「疑われたら大変ですよぉー」
顔を近づけるだけで後ろに引くA。
なんだかおもしろい。
「笑うな、にやけるな！」
肩を押す力が弱くて、守られるだけじゃ嫌だ。
そんな風に思った。
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まー(プロフ) - すごくすごく続きが気になります！引き込まれました！！ (2018年12月10日 1時) (
レス) id: c2545f25e3 (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - はなさん» はなさんこんにちわー！早速読んでいただいてありがとうございます。更新今後も頑張りますね♪ (2018年6月30日 22時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 更新有り難うございます♪嬉しいです♪ (2018年6月29日 13時) (携帯から) (レス) id: 5673869410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lip | 作成日時：2018年5月8日 23時
