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老婆の依頼編
「あんた、契約したらなんでもやりとげてくれるんだろ？」
そう言って頼んできたのは息子に会わせて欲しいという依頼。
しかしユノは断る。
なけなしの金だ、そう言った3万円を突き返すユノに見損なった、というA。
おばあさんに1人で会って解決しようとする。
偏屈で、傲慢で・・意地悪なおばあさんだけど・・
去年旦那さんもなくなりAはそれが強がりだと見抜き足しげく通った。
しかし、調べるとその息子さんはすでに亡くなっていることがわかる。
悩みに悩んでそれをおばあさんに伝えに行くと・・
「信じたくなかっただけなんだよ。息子が若いころケンカして家飛び出てって・・
いきなり、死にましたって帰ってこられても・・どこかで生きてるんじゃないかって・・
じいさんが死んで・・一人になって・・・きっとまだ息子は生きてるってすがってたんだ」
やるせない想いに胸が締め付けられる。
「あんたんとこの探偵さんがさっき来て置いてったよ・・」
「これ・・」
いろんな資料と様々な息子さんの写真。
やんちゃしてる写真、土方の格好の写真、仲間がいっぱいいる写真
「こんな風に生きてきたんだね・・なんにもしてやれなかったけど・・」
『ちゃんと一人前になったら実家帰って、今度は俺が一軒家建ててやるんだ』
「今度は息子に・・ちゃんと手を合わせられる」
写真を提供した人たちなのか、帰る時に黒いスーツの人とすれ違った。
事務所に帰ったAはユノに言う。
「わかってたんですね」
「ん？」
「息子さん、なくなってること」
「まぁ」
「だから、依頼断ったんですね・・」
「見つけてあげることはできないからね・・」
おばあさんのことを思いまた号泣するA
「なんで、息子さんの生前のことを？」
「今の息子さんには会わせてあげられないけど
過去の息子さんには会わせてあげられるかなって」
「お金受け取らなかったんですね」
「依頼受けてないしね」
「ユノさん、ごめんなさい」
「・・・プライベートのことは関与しないから」
初めて私は、ついていきたい。
この人についていくと、そう決めた。
補足
おばあさんが3万円を出す時におばあさんのバッグから遺影が見えて
ユノは依頼を断った・・とかにしようかと。
でもすぐに仲間が手を合わせに来なかったのはなぜ？
とか考えたら矛盾もあるのでボツになりました←
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Lip(プロフ) - たあさんさん» たぁさんありがとうございます！楽しみにしていただけるなんて嬉しいです♪ユノの長編もできるようにチャンミンのも進めるように精進してまいります！探偵ユノは書いてても楽しかったのでそう言っていただけると嬉しいです♪これからもよろしくお願いします！ (2018年4月4日 21時) (
レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
たあさん(プロフ) - Lipさん、ユノの長編もチャンミンの長編も楽しみにしています！探偵ユノも面白かったです(^-^) (2018年4月4日 0時) (レス) id: 3c91ad79e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lip | 作成日時：2018年4月3日 21時
