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「おーお疲れ」
「ごめん、待った？」
彼は地元の先輩、元彼氏だ。
久々に会うのに緊張してたと言うよりはチャンミンのことしか頭になかった。
いざ、会うとなるともうどうにでもなれだ。
「元気だった？」
「あ、うん。そっちは？」
「相変わらず」
地元に帰った時に仲間内で飲んでたことはあるけど
やっぱり2人きりになると独特の緊張感がある。
「出張とかあるんだ？」
「本社でとらなきゃいけない資格があってあーこれ、おばちゃんから」
「お母さん？」
「そう、東京出張って母ちゃんが言ったらしくて、じゃぁ渡してくれって」
宅急便で送ればいいのに、彼のことがお気に入りだったお母さんらしい。
これを口実に娘と会ってくれって魂胆か・・
「ごめんね、これ渡すためにきたんでしょ？」
「いや・・」
「え？」
「お前、彼氏は？」
そう言われてドキっとした。
「いない・・かな」
友達に聞かれるときはいつも心臓がバクバクする。
チャンミンとのことは誰にも行ってない。
共通の友達の彼女以外。
「おばちゃん、心配してたから、見合いしろって」
「もーしつこいなー」
「心配なんだろ」
「違う違う、今友達が孫ラッシュだから自分も早く孫が見たいだけ」
「おばちゃんらしい」
嘘をつくのもプレッシャーをかけられるのも嫌で最近連絡してないな
「今度の相手は市議会議員の息子だぜ？」
「地元に帰ってこいってプレッシャーなのかしら」
「おばちゃんらしい」
「仕事一筋ですって言っておいて！」
爆笑している彼を睨んだらふと、優しい顔を向けられた。
「仕事頑張ってるんだな」
「まぁ・・」
「正直さ、さっき彼氏いるのかって聞いた時曖昧だったから不倫でもしてるんじゃねーかって」
思わぬ単語にせき込んでしまった。
「土曜日に俺と会うんだからいないのかなーとは思ってたけど」
「わるかったわね」
「お前、嘘つけないから」
ズキンと心が痛んだ。
「しかも恋してるときは駄々洩れだもんな！1年片思いしてる間に嫌というほど味あわされた！」
おどけて言う彼に苦笑いをする。
私は今、恋をしてないの？
あの時の片思いでも幸せで素直な恋を思い出した。
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Lip(プロフ) - なつさん» なつさんこんばんわー！いつの間にかユノの掌の中に・・！策士なのに誠実なユノ氏・・たまらないですよね(笑) (2018年5月9日 0時) (
レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - まゆまゆさん» まゆまゆさんはじめまして！ドキドキしていただきありがとうございます♪もっとドキドキできるものを・・頑張っていくのでよろしくお願いしますm(__)m (2018年5月8日 23時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 「そう仕向けた」この一言にやられたーー！ユノの掌の上で踊らされてる感♪次エピソードも楽しみにしてます。 (2018年4月28日 23時) (レス) id: 81e4b57715 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - キャー！ユノくんにドキドキです//// (2018年4月19日 21時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - なつさん» ありがとうございます！いつかは幸せにしてあげたいと思いつつ・・いろいろ考え中です♪切ないユノもご用意ありますのでお待ちくださいね(*ﾉωﾉ) (2018年3月6日 22時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lip | 作成日時：2018年2月16日 16時
