5話 ページ6
早くも金曜日
携帯を見ると、みゆから「頑張って!!!!」とメッセージが来ていた
あ「うん」
私は会場へ向かった
――――
待機していると、肩を叩かれる
振り返ると―――
―――りっぷりっぷがいた。
なぜいる
勇「やっほー、Aちゃん!今日はよろしくね!」
愛「Aちゃんの歌、楽しみにしてっから!!」
あ「……」
人見知りモード全開。
マネさあああああん!!!!
聞いてないよおおおおお(泣)
挨拶は途切れ、スタジオに向かった
――――
司「Aちゃん久しぶりの披露だねえ」
あ「はい!今日、凄く楽しみでした!!!!」
会話は順調に進む
司「では、準備お願いします!」
あ「はいっ」
私は準備する。
司「準備いいですか?では、Aさんで、『私の彼氏。』です。どうぞ!」
マイクを握り、前奏を聞く
『少し不愛想でいつも冷静で
‶クール″なんて言葉が君には似合ってるよ
私にだけ見せてくれる
その笑顔が一番大好きなんだよ
私だけ知っている君 私だけの君
私にも君が恋に落ちる?
カレカノだけど恋人もいいな
君との時間を描いて歩きたいよ
私とは真逆な性格してても
いつも私のこと考えてくれているよね
その優しさ好きなんだ
心配してくれる君がいいんです
もしも私の明るさが消えなくなるなら
私はそれでもいいよ 平気
それでも君は手を差し出すんだ
その君の優しさはずるいんだよ
君がもし傷ついて立ち上がれなくなったときは
今度は私が手を差し出すから重ねてね
「大丈夫」
やっぱり君がいい 君しか要らない
私には君が 必要なの
私だけ知っている君 私だけの君
私にも君が恋に落ちる?
カレカノだけど恋人もいいな
君との時間を描いて歩きたいよ
君があの日告げた言葉
「愛してるよ」 』
歌い終わる
その瞬間、拍手が起こる
あ「っ!!!!」
何回歌っても、この瞬間は好きだなぁ
その後、すぐにりっぷりっぷが歌う。
勇/愛「「ロメオ」」
そのロメオを初めて聞いて……
あ「かっこいい……」
思わず、見入ってしまう
愛「貴女のことしか見えなくて」
勇「僕らの本気を見せちゃって」
勇/愛「「その名は ジュリエッタ」」
その時私が見た世界は、LIP×LIPの二人しか映らなかった
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ショコラ - (泣) 嬉しいです、ありがたいです!!ありがとうございます!! (2018年12月1日 12時) (レス) id: c36f6bb766 (このIDを非表示/違反報告)
香桜 - 続き待ってます!(≧∀≦) (2018年12月1日 0時) (レス) id: 2bd1f7c774 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ショコラ | 作成日時:2018年11月30日 20時