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ニックンの謝罪 ページ3

ニックンから連絡がくるまで
そんなに時間はかからなかった。

「ヌナ・・ごめん」

誤ってばかりのニックンと

「仕事なんだもん・・謝らないで」

そんなニックンを宥める私。

「大丈夫だから・・本当に気にしないで」

ニックンは
好きで私をひとりぼっちに
したわけじゃなくて


「私に会えなかったことを
残念だな・・寂しいな・・って
ニックン、そう思ってくれてる?」


「もちろん思ってるよ
多分・・ヌナの想像の何倍もそう思ってる」


これは、仕事をしてる大人なら
仕方のなかったことだから。


「それで・・もう十分だよ」


「ヌナ・・」


ただ・・ニックンに
罪悪感を感じて
欲しくなかった。

これからもチャンスがあれば
ニックンに誘われれば
私は・・どこへでも行きたいと思うから。


ニックンには
これからも
そうすることを
躊躇して欲しくなかった

 



--------


急遽決まったバンコク行きでも
ニックンのスケジュールは詰まってて

次の日の夕方
ニックンがソウルに戻ってくるまでに
私達が電話で話せたのは
この時だけだった。


私はというと
香港は翌日も雨だったせいで
ホテルから空港へ直行。


空港に着いて
携帯をホテルの部屋に忘れて来た事に
気付いて、気分はどん底まで落ちた。


ホテルに電話すると
携帯はすぐに国際郵便で
ソウルの自宅に送りますって言われたので

私は数日は不便でも
それを待つしかなかった。


・・つくづく不運。

ニックンと付き合えるようになった事で
もしかしたら私は
一生分の運を使い果たしちゃったのかもしれない。



ソウルに着いたのは
日の暮れかかった19時少し前だった。

香港まで行って
何をしたわけでもないのに
すごく疲れてた。


ニックンは私よりも少し早く
韓国に戻ってるはずで


ニックンもここを通ったのかな・・

そんなことを思いながら
パスポートコントロールを抜けて
空港の到着ロビーに出ると


出迎えの人波の中に
ヨンジェがいた。

お出迎えの男→←オクテギョンからの電話



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胡麻油(プロフ) - vol.624まで読みたいです♡笑 (4月14日 21時) (レス) @page44 id: 5d4609bdae (このIDを非表示/違反報告)
凛生(プロフ) - 麻樹子さん» ありがとうございます(°▽°)覚えていて下さってまた読みに来て頂き感謝の気持ちでいっぱいです。この先もドキドキして貰えたらいいな(^-^) (3月1日 17時) (レス) @page12 id: 604374d13e (このIDを非表示/違反報告)
麻樹子(プロフ) - 凛生さん、お久しぶりです。長い間ずっと待ってました。今は2PMのお話が更新されなくなりとても淋しい気持ちでした。またドキドキするお話を拝見する事ができてすごく すごく楽しみです。ありがとうございます。 (2月28日 20時) (レス) @page10 id: 844b947a69 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛生 | 作成日時:2024年2月16日 20時

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