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焦らされたい ページ13

私のお気に入りの
ダルメシアン柄のシャツを着た
ニックンに

エレベーターの中でも
ずっと後ろからハグされてた。


「ニックン、泊まっていってね」


振り返って見上げると


「もちろん」


そう答えて

すぐにまた
優しくキスしてきて

何度も何度も
繰り返しキスをした。


なんだか・・甘々モードの
その夜のニックンは


うちに入るなり

「抱っこして連れてく・・?」

って。


「え・・」


ハイヒールの
アンクルストラップを
解いた私は
顔を上げるなり
ニックンに抱きかかえられ
ベッドまで運ばれた。


こんな風に
男の人にお姫様抱っこされたのなんて
10代か20代の初めの頃以来で・・

嗚呼・・とにかく

それは、
記憶の遙か彼方のことで
すごく・・恥ずかしかった。


私をベッドに下ろすと
自分のジャケットだけ脱いで
すぐに、覆いかぶさって来たニックンが
綺麗な顔で私を見下ろす。


「早く脱がせてくれない・・?」


私は・・その光景に
心が浮き立つような
悦楽を感じてる。



「待って・・もっと焦らしたい」


そう言ったのは・・私。



「俺を焦らすの?」



「ううん・・自分を焦らしてるの」



そう・・こんな機会
そうそうないんだから。



「我慢してるってこと・・?」



すっかり私に気を許して
無防備になってる
ニックンの顔。


そんなニックンの唇の渕に
指先で・・そっと触れながら
これから起こることへの期待に
胸が・・大きく波打つ。


「そう・・だって
その方が・・後で、もっとたくさん
ニックンのこと感じられるかなって・・」


そんな私の言葉の
途中で

ニックンの冷たい手が
ウエストの辺りから
ブラウスの中に入って来て
私の・・素肌に触れる。

触れられた場所は
すぐに熱を帯びてくし
そこかしこが敏感になって


「はぁ・・」


ニックンに身を委ねて
目を閉じた私の
のぼせた意識は・・宙を舞う。



そこから始まる
・・深いキス。

溶け合う唇→←解ける誤解



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胡麻油(プロフ) - vol.624まで読みたいです♡笑 (4月14日 21時) (レス) @page44 id: 5d4609bdae (このIDを非表示/違反報告)
凛生(プロフ) - 麻樹子さん» ありがとうございます(°▽°)覚えていて下さってまた読みに来て頂き感謝の気持ちでいっぱいです。この先もドキドキして貰えたらいいな(^-^) (3月1日 17時) (レス) @page12 id: 604374d13e (このIDを非表示/違反報告)
麻樹子(プロフ) - 凛生さん、お久しぶりです。長い間ずっと待ってました。今は2PMのお話が更新されなくなりとても淋しい気持ちでした。またドキドキするお話を拝見する事ができてすごく すごく楽しみです。ありがとうございます。 (2月28日 20時) (レス) @page10 id: 844b947a69 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛生 | 作成日時:2024年2月16日 20時

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